工場、店舗などのエネルギーデータや環境データ、設備や生産の情報をリアルタイムに収集・蓄積し、グラフ表示や警報出力などが可能な監視・制御ソリューションです。

全社レベルでの問題箇所の特定・業務改善

多棟管理ソリューションとは、各拠点に設置されているBEMS[Building and Energy Management System]や、各種ロガー装置で収集されているデータを本社/本部で集中管理し、企業全体での管理・状態把握をするシステムです(「多棟管理」は「群管理」とも言います)。

システム構成

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導入効果

導入効果1 : データ収集作業自動化による人件費削減

各工場・各拠点でのデータ収集レベルで現在行っているお客様は、本社・本部に対して各拠点での集計業務、本社側での集計業務と人手をかけて月報処理を行っていると思います。
定期的にデータを伝送すればGreenTALKで自動的に集計を行うため、拠点側での集計業務、本社側での集計業務が不要になります。
集計されたデータは、GreenTALK標準の日報・月報・年報データ(*1)としてPDF出力またはCSV出力が可能です。

※1:拠点側で収集しているデータの細かさにより、出力できる情報が決定されます。

 

導入効果2 : データの利用価値向上

手作業での拠点情報の集計は、1回/月等の期間で実施されていますが、多棟管理を行うことにより、収集サイクルを短期間にできます。
時間単位、日単位の収集など、収集サイクルを短くすることで、よりデータの精度が向上し、利用傾向等の分析情報としてもデータを活用できます。

 

導入効果3 : リスク軽減

企業全体でのエネルギー使用量等の管理を行うことにより、エネルギーの平準化を計画できるようになります。例えば、1事業所単位でエネルギー使用量の浮き沈みを見ても、超過分の対策はエネルギー使用量の削減のみの選択肢となり、結果、工場においては生産活動の減少につながることが懸念されます。しかし、企業全体での使用量把握になれば、1事業所の超過分を、他の複数事業所での小規模なエネルギー削減、または、そもそもの稼働変動によりまかなえることになるかもしれません。
このように、生産活動へのリスク軽減にも、全体規模での管理が有効です。

 

こんな課題を解決できます

  • 各拠点ごとにエネルギー管理を実施しているが、その各データを本部側では手動で収集している
  • 現在管理しているシステムを有効利用したい

本社・本部で法令資料を作成している方、CSR関連資料を作成している方は是非ご利用ください。