拡大するグループ店舗の効率のよい管理を目的として導入
全国に51店舗(2006年6月現在)もの個性あふれる飲食店を展開する株式会社ちゃんと。店舗数の拡大により、各店舗を効率よくシステム管理する必要に迫られた同社では、数年前から当社のオーダーエントリーシステムを導入していた。そして、2006年7月のオープンと同時にその最新モデル「EXCELLEO」を採用したのが、韓式もつ鍋・炉端「いふう」南船場店である。
カフェを思わせるオシャレなたたずまい。2階フロアはロフト席を備えた吹き抜けの開放的な空間。名店「ちゃんと。」の系譜を受け継ぎ、看板である韓式もつ鍋をはじめとするこだわりのメニューが揃っている。
スタイリッシュで、誰でも使えるハンディターミナル
以前のバージョンを使用した経験のある店長の藤井氏は「デザイン性に優れたEXCELLEOのハンディターミナルは、当店の洗練された空間にもぴったり。目的のメニューまで、少ないアクションでたどり着くことができるので、入ったばかりのスタッフでもすぐに使いこなすことができます」という。操作性が一段と向上したことによって、アルバイト教育に多くの時間を費やさなくても、高いレベルでお客さまへのおもてなしが標準化できるというわけだ。
また、「照明を落とした店内でも、画面が明るいので大変見やすいですね。さいずもコンパクトなので、ポケットに入れていても接客の邪魔になりません」とも語ってくれた。オープン以来、既にハンディターミナルを何度も落としているそうだが、その堅牢性・防滴性も大きな安心となっているようだ。
使う側のアイデアで進化するEXCELLEOのメモ機能
旬のおいしいものをお客様にお届けしたいという気持ちから、同店ではその日のおすすめ料理も充実している。そんな日々変わるおすすめ料理のオーダーには、メモ機能を活用。「秋鮭のホイル焼きだったら、あらかじめ値段を設定してメモ機能に「鮭」とだけ書けばいいんです」と藤井氏。本来、メモ機能はお客さまのイレギュラーなオーダーに応じることを想定したものだが、同店ではそれを独自に活用しているのである。
もちろん、多層階店舗に合わせた拡張ステーションによるシステムで、1階にあるキッチンへの伝言もメモ機能でしっかり対応。プリンターのプリント速度も速いので、オーダーがよりスピーディに伝わるようになった。多彩な機能を持つ「EXCELLEO」だが、使う側のアイデアで一層進化することを示す好例といえるだろう。