デジタルビジネスパフォーマンス管理ソフトウエア Dynatraceについてのよくある質問をまとめました。

Dynatraceの概要について

Dynatraceでは何ができるのでしょうか +-
Dynatraceは、実リクエスト単位でレスポンス時間を計測し、そのリクエストに紐づいているサーバーサイドで実行されたクラス・メソッドレベルでの実行時間位まで監視ができるAPM/DPMツールです。
AIによりすべてのデータが自動分析され、トランザクション内のどこでエラーが発生しているか、さらに根本原因をも割り出してくれるため、障害対応にかかる時間を大幅に削減することができます。
どのような利用形態があるのでしょうか +-
SaaS版とオンプレミス版があります。
オンプレミス版については、次の質問の「オンプレミス版の詳細について教えて下さい」をご参照下さい。
オンプレミス版の詳細について教えて下さい +-
オンプレミス版は「Dynatrace Managed」という名称で存在します。
ただし、アップデート等を行う際は、Dynatraceの管理サーバーからDynatrace SaaSへのインターネット接続が必要となるため、完全なオフライン環境では構築できません。
通常は4週間毎にソフトウエアが更新され、少なくとも24時間前に通知されます。
Dynatrace SaaSとDynatrace Managedの違いは何ですか +-
簡単に言いますと、Dynatraceのマネージャ機能をクラウドに持たせる構成がDynatrace SaaSで、オンプレに構築したホストに持たせる構成がDynatrace Managedとなります。
構成に違いはありますが、Dynatraceにて提供されている機能に差はありません。
DynatraceではどのようにAIを使用しているのでしょうか +-
Dynatraceはリアルタイム分析と先進の機械学習から生成されたAIアルゴリズムにより、パフォーマンスや可用性の問題を自動検知し、その問題の""root cause""をピンポイントで特定します。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Dynatrace SaaSのセキュリティについて +-
Dynatraceでは、お客様のパフォーマンスと顧客データの安全保障が最優先事項です。
業界のベストプラクティスと厳密に施工された運用管理に依拠して、委任されたすべての電子データのセキュリティを保障します。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Dynatrace SaaSについて、導入実績や導入事例を教えてください +-
詳細については、以下のURLをご参照下さい。

Dynatraceの構成について

Dynatraceのシステム構成はどのようになっているのでしょうか +-
●SaaS
・ 監視対象サーバー … 1ホストごとにOneAgentをインストール
・ 中継サーバー(※)  … ActiveGateをインストール

●Managed(オンプレミス)
・ 監視対象サーバー … 1ホストごとにOneAgentをインストール
・ 中継サーバー(※) … ActiveGateをインストール
・ Dynatrace管理サーバー … Managedをインストール

※中継サーバーは任意での導入となります。ただし、条件によっては導入が必須となる場合があります。詳細については、次の質問にある「ActiveGateとは何ですか。また導入は必須でしょうか」の回答をご参照下さい。
ActiveGateとは何ですか。また導入は必須でしょうか +-
ActiveGateとは、OneAgentからのパフォーマンスデータを中継させることで、データ量を圧縮し通信量を削減することができる構成要素です。また、ActiveGateの導入は必須ではありませんが、OneAgent数が100を超える場合、1つのActiveGateを導入することを推奨しております。
次の場合にはActiveGateの導入が必要となります。
 ①メモリダンプを取得する場合
 ②Vmware ESXiなどの仮想環境のホスト情報を収集する場合
 ③AWSサービス(2,000サービス以上)の情報を収集する場合
 ④OneAgentを導入するホストにネットワーク制限がかかっている場合
 ⑤Log Analytics機能を使用して大量の外部ログを取得する場合
 ⑥ActiveGateプラグインを使用して監視する場合
 ⑦Dynatrace SyntheticでローカルのHTTPモニタリングを実施する場合
 ⑧Cloud Foundryを監視する場合
 ⑨Azureを監視する場合
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
ActiveGateの冗長化は可能でしょうか +-
可能です。
OneAgentにて冗長化されたActiveGateの情報を持ち、
負荷状況や通信状況を見て自動的に切り替わる仕組みとなっております。
Managedの冗長化は可能でしょうか +-
冗長化が推奨されています。
詳細に関しましては、以下のURLをご参照下さい。
OneAgentとは何ですか +-
OneAgentとは、導入したホストをフルスタックで監視を行い、Dynatrace管理サーバーへデータを送信するモジュール群です。
一つのホストにつき一つのOneAgentを導入する必要があります。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。

導入について

OneAgentのサポート環境について教えて下さい +-
ActiveGateのサポート環境について教えて下さい +-
Managedのサポート環境について教えて下さい +-
【Windows】OneAgentの導入要件について教えて下さい +-
【Linux】OneAgentの導入要件について教えて下さい +-
ActiveGateの導入要件について教えて下さい +-
Managedの導入要件について教えて下さい +-
OneAgentのインストール方法について教えて下さい +-
下記URL先の対象環境をご参照下さい。

なお、SaaSでOneAgentの導入時、導入モジュールを直接ダウンロードできない場合は、事前にダウンロードしたOneAgentには通信先のテナント情報が入っておりますので、同一のOneAgentを展開していただければインストール可能となります。
ただし、ActiveGateを使用する場合は、OneAgentの通信経路にActiveGateを含めるようにするため、ActiveGate構築後にOneAgentをダウンロードしてください。
OneAgentのアンインストール方法について教えて下さい +-
下記URL先の対象環境をご参照下さい。
OneAgentの導入にあたっての事前準備はありますか +-
ファイアウォールの設定が必要となります。
詳しくは質問の「【SaaS】OneAgentのネットワーク要件について教えて下さい」または「【Managed】OneAgentのネットワーク要件について教えて下さい」をご確認ください。
その他必要な事前準備はございません。
OneAgent をインストールする各サーバーに、専用にWindowsアカウントを作成する必要はありますか +-
専用のアカウントは必要ありません。
既存の管理者権限のアカウントでインストール可能です。
DBサーバーのリソース監視も行えますか +-
DBサーバーのホストのリソース(CPU,メモリ,ネットワーク)であれば、OneAgentによる監視は可能です。
OneAgentのデータ収集確認後にやるべき作業はありますか +-
運用要件に合わせて、アラートの設定やDashboardの作成があります。
既定の設定やDashboardのみで要件が満たされる場合は、特に作業はありません。
ActiveGateの新規インストールについて教えて下さい +-
ActiveGate をインストールする各サーバーに、専用にWindowsアカウントを作成する必要はありますか +-
専用のアカウントは必要ありません。
既存の管理者権限のアカウントでインストール可能です。
Managedの管理サーバーの新規インストールについて教えて下さい +-
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
【SaaS】OneAgentのネットワーク要件について教えて下さい +-
【ActiveGate 無しの場合】
 クラウドとのアウトバウンド通信でポート443(https)を使用します。
【ActiveGate 有りの場合】
 ActiveGateとのアウトバウンド通信でポート9999を使用します。
【帯域について】
 環境やインストールされているアプリケーションによって変動するので、トライアル時に貴社環境にてご確認ください。
【Managed】OneAgentのネットワーク要件について教えて下さい +-
【ActiveGate 無しの場合】
 Managedとのアウトバウンド通信でポート8443を使用します。
【ActiveGate 有りの場合】
 ActiveGateとのアウトバウンド通信でポート9999を使用します。
 ActiveGateからManagedへの通信でポート8443を使用します。
【帯域について】
 環境やインストールされているアプリケーションによって変動するので、トライアル時に貴社環境にてご確認ください。
【SaaS】ActiveGateのネットワーク要件について教えて下さい +-
 OneAgentとのインバウンド通信でポート9999を使用します。
 クラウドとのアウトバウンド通信でポート443(https)を使用します。
【帯域について】
 環境やインストールされているアプリケーションによって変動するので、トライアル時に貴社環境にてご確認ください。
【Managed】ActiveGateのネットワーク要件について教えて下さい +-
 OneAgentまたは他ActiveGateとのインバウンド通信でポート9999を使用します。
 Managedとのアウトバウンド通信でポート8443を使用します。
【帯域について】
 環境やインストールされているアプリケーションによって変動するので、トライアル時に貴社環境にてご確認ください。
Managedのネットワーク要件について教えて下さい +-
【ActiveGate無しの場合】
 OneAgentとのインバウンド通信でポート8443を使用します。
 クラウドとのアウトバウンド通信でポート443(https)を使用します。
【ActiveGate有りの場合】
 OneAgentからActiveGateへの通信でポート9999を使用します。
 ActiveGateとのインバウンド通信でポート8443を使用します。
 クラウドとのアウトバウンド通信でポート443(https)を使用します.
【帯域について】
 環境やインストールされているアプリケーションによって変動するので、トライアル時に貴社環境にてご確認ください。
ActiveGateを導入しているサーバーに、セキュリティツールを導入しても大丈夫でしょうか +-
基本的に問題ありません。
ただし、セキュリティツールとの相性もございますので、トライアル時に稼働確認をお願いいたします。

運用について

Dynatraceに接続するアカウントを複数作成することはできますか +-
はい。アカウント(ユーザー)の複数作成は可能です。
また、操作権限に関しては、アカウント(ユーザー)をグループに所属させ、そのグループに権限を付与するイメージになります。
各グループに異なる利用権限を付与することができます。
主な権限は以下の通りです。
・ユーザー管理の権限
・参照のみの権限
・設定変更の権限
・OneAgentインストールの権限
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
OneAgnetを導入することによって対象サーバーにどのような影響がありますか +-
【起動について】
OneAgentをインストール後、対象のアプリケーションを再起動する必要があります。
再起動後は自動的に対象アプリケーションの監視が始まります。

【負荷について】
弊社テスト環境下において、OneAgentインストール前後の負荷変動は以下の通りです。
 ・CPU 1% ⇒ 3%
 ・RAM 150MB ⇒ 300MB
 ・ネットワーク 8.0kbps ⇒ 8.8kbps
また、環境やアプリケーションによってOneAgentの負荷が変動する場合があります。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Dynatraceのデータを外部に出力することはできますか +-
各種情報はAPIを用いて取得することができます。
詳細については、以下のURLの対象APIをご参照下さい。
SaaSに収集されたデータの所有権はどのようになりますか +-
所有権はお客様にあります。サービス契約が終了した場合、既に削除されているデータを除き、Dynatrace が保持しているデータであれば45日間はお客様の要求により参照可能ですが、45日を過ぎるとデータは全て削除されます。
詳細は、下記URLの 12.3, 18.4.1 をご参照下さい。

また、Dynatrace が保持する各データの保存期間に関しては、質問の「SaaSのデータ保存期間はどのくらいでしょうか」をご参照下さい。
SaaSのデータ保存期間はどのくらいでしょうか +-
SaaSのデータ保存期間は以下の通りです。
・コードレベルの詳細情報:10日間
・ユーザセッション情報:35日間
・Log Analytics 情報:30日間
・Synthetic 情報:35日間
・1分間隔のグラフ情報:14日間
・5分間隔のグラフ情報:28日間
・60分間隔のグラフ情報:400日間
・1日間隔のグラフ情報:400日以上
保存期間を超えた情報は、徐々に削除されていきます。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Managedのデータ保存期間はどのくらいでしょうか +-
Managedのデータ保存期間は以下の通りです。
・コードレベルの詳細情報:設定可能
・ユーザセッション情報:35日間
・Log Analytics 情報:5日間~90日間で設定可能
・Synthetic 情報:設定可能
その他の情報については、SaaSと同じ保存期間です。
詳細については、質問の「SaaSのデータ保存期間はどのくらいでしょうか」をご参照下さい。
バックアップなどの運用対応は必要でしょうか +-
SaaSについてはクラウドでの管理となるため必要ありません。
Managedの場合、日時で最新版のみ自動取得されていますが、よりセキュリティのことを考えるのであれば、ローカル環境にバックアップを保存することがあります。
詳しい手順については、以下のURLをご参照下さい。
システム稼働状況のどのような異常を検出することができますか +-
以下のような異常を検出します。
・パフォーマンスの性能劣化
・自動計算のベースラインまたは任意の設定値を基準としたレスポンス劣化およびホストリソースのしきい値越え
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
異常検知をした時アラートはどのように通知されますか +-
メールまたは別のチケット/インシデント管理ツール(例:Slack,JIRAなど)と連携して通知することができます。
それぞれの設定方法に関しては、以下のURLをご参照下さい。
OneAgentのバージョンアップについて教えて下さい +-
OneAgentのバージョンアップは自動で行われます。
ただし、アプリケーションの再起動を実施しない限り、旧バージョンで動作し続けます。
また、自動アップデートをオフにすることも可能で、手動アップデートを行うこともできます。
以下URL先の対象環境を選択後、「Update OneAgent」または「Update」をご参照下さい。

注意点として、各バージョンにはサポート期間が設けられています。
サポート期間に関しては、次の質問の「OneAgentのサポート期間について教えて下さい」をご参照ください。
OneAgentのサポート期間について教えて下さい +-
各バージョンのサポート対象期間は9か月間です。
インストールされているバージョンのリリース開始から9か月間アップデートが行われなかった場合、サポートが切れてしまいます。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
ActiveGateのバージョンアップについて教えて下さい +-
ActiveGateのバージョンアップは手動でのみ行えます。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。

注意点として、各バージョンにはサポート期間が設けられています。
サポート期間に関しては、次の質問の「ActiveGateのサポート期間について教えて下さい」をご参照ください。
ActiveGateのサポート期間について教えて下さい +-
各バージョンのサポート対象期間は9か月間です。
インストールされているバージョンのリリース開始から9か月間アップデートが行われなかった場合、サポートが切れてしまいます。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Dynatrace管理サーバー(SaaS)のバージョンアップについて教えて下さい +-
バージョンアップは2週間ごとに自動で行われます。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Dynatrace管理サーバー(Managed)のバージョンアップについて教えて下さい +-
バージョンアップは4週間ごとに自動で行われます。
自動アップデートの際は、ディスクの空き容量が3GB必要となります。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
Dynatraceのデータに閲覧制限をかけることはできますか +-
取得したデータに関しては、ユーザーグループ毎に閲覧制限をかけることができます。
手順や詳しい内容については、以下のURLをご参照下さい。
OneAgent を定期的にリブートする必要はありますか +-
定期的なリブートは必要ありません。
ActiveGate を定期的にリブートする必要はありますか +-
定期的なリブートは必要ありません。
サーバー更改等への対応は可能ですか +-
Webサーバー等をバージョンアップした場合、OneAgent側の対応(再インストールや再設定など)は不要です。
更改後の対象サーバーのバージョンがOneAgentでサポートされていれば、自動で監視対象となります。
サポートされているバージョンの詳しい情報については、以下のURLをご参照下さい。
SaaSのSLAについて教えて下さい +-
SaaSのSLAは99.5%以上の稼働率となっています。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。
ManagedのSLAについて教えて下さい +-
ManagedのSLAは、UIで99%以上、モニタリングデータ収集で99.5%以上の稼働率となっています。
詳細については、以下のURLをご参照下さい。