データセンターでの活用
データセンターでは多種多様なサーバを止めずにサービス運用することが求められる。そのため、障害回避を大前提としたうえで、保守労力を最小限に抑えたい。
さらにコストを抑えることができればそのままサービスコストに反映されるため、保守業務と機器の両面からトータルコストを抑えてデータセンターとしての競争力を高めたい。
- サービスを極限まで止めない運用をしたい
- 保守管理上、機種のバリエーションを増やしたくない
- ロードバランサーの台数が多いため、トータルコストを抑えたい
- 将来の環境構築に向けてIPv6対応に備えたい
B社の場合
B社は数千台のWebサーバを管理しており、ロードバランサーは必須の機器となっていた。ただ、現稼働中のロードバランサーは2か月に1回程度の障害が発生しており、他のロードバランサーの採用を検討。Netwiserならば機能・性能・コストのすべての要件を満すことが分かり採用に至った。
ロードバランサー選定のポイント
Point1 データセンターに必要な性能要求を満たせるだろうか?
高性能ロードバランサー1台分のコストでNetwiser2台分まかなえ、さらに2台にすることで可用性も高められた。
Point2 フェイルスルー機能を活用し、本格的なコストダウンができるだろうか?
冗長化構成にせず1台構成でもサービスを止めないフェイルスルーの実用性が評価機により実証できたため、冗長化構成のために2台用意する必要がなくなった。
Point3 他社製品のように障害が発生した場合のサポートに問題はないか?
開発から保守までを自社で行う純国産メーカーと直接相談ができたため、ロードバランサーを数多く導入するデータセンターにとっては、仮に障害が発生したとしてもサポート体制に安心感があった。
B社の導入効果
- フェイルスルー機能で冗長化構成の必要性が低下し、コストダウンに!
- 採用時の初期サポート以外は、まったくサポートが不要なほど運用が安定!
- フェイルスルー機能でシステム構成がシンプルになりスイッチングHUBなどの運用面でもコスト削減!