本装置には、解析用の機能としてL2 パケットに関するパケットトレースを実施し、キャプチャデータを生成する機能があります。
L2 パケットトレースを開始するにはl2-trace コマンドを使用します。
adm(config)# l2-trace on { rx | tx } ethernet <port-num>
adm(config)# l2-trace on permit ip [<ip-address>] ethernet <port-num>
adm(config)# l2-trace off
■on/off
パケットトレースを開始する場合はon を、停止する場合はoff を指定してください。
パケットトレースを停止した時点でキャプチャデータを圧縮して内部ディスクに保存するため、トレースの停止処理が完了するまで数十秒~1分程度の時間を要する場合があります。
■rx/tx
rx の場合、受信パケット情報のみキャプチャファイルに保存します。
tx の場合、送信パケット情報のみキャプチャファイルに保存します。
省略された場合、送受信L2 パケット情報をキャプチャファイルに保存します。
■ip <ip-address>
IP アドレスでフィルターリングしたい場合、任意のアドレスを入力します。 送信元アドレス、宛先アドレスのいずれも検索対象となります。
IPアドレスが省略された場合、全てのIP パケット情報をキャプチャファイルに保存します。
<対象製品>
・SX-3950
・SX-3945
・SX-3940
・SX-3920
・SX-3990 (VirtualEdition)