クライアントIPに基づいたサーバー負荷分散【HTTP】(インライン・ブリッジ構成)

アクセスするクライアントのIPアドレスによるWebサーバー振り分け先の切り替えを行う構成例です。

想定製品

SX-3920 / SX-3990
※Virtual Edition SX-3990を利用する場合には、「Virtual Editionご利用上の注意点」もあわせてご参照ください。

構成概要図

p_loadbalancer_36

※Webサーバーのデフォルトゲートウェイは、ルーター/ファイアウォールIPアドレスになります。

全体構成要件

サービス仕様 内部クライアント向けWebサービス
クライアント環境 特定IPアドレスからの通信
サービスIPアドレス 10.1.1.11
使用プロトコル HTTP
セキュリティー ルーター/ファイアウォールで実施
サービスサーバ台数 2台
LB台数 1台

ロードバランサー構成要件

接続構成 インライン・ブリッジ構成
負荷分散方式 最少接続数(重み付けなし)
仮想IP:port 仮想IP10.1.1.11:80【bind対象物理IP10.1.1.101・10.1..102 計2台】
セッション維持方式 なし
負荷分散ルール設定 クライアントA群からのアクセスをWebサーバーAに振り分け
クライアントB群からのアクセスをWebサーバーBに振り分け
ヘルスチェック方式 HTTP(※1)
ネットワーク設定 VLAN10:eth1、eth2、eth3
ルーティング設定 デフォルトルート
NAT設定 なし
その他設定 なし

(※1) /にヘルスチェックを行い、statusが200番台であればOK

Netwiser設定手順

手順1:
基本設定
ネットワーク設定
ホスト名設定
VLAN設定
Interface設定
手順2:
負荷分散関連設定
ヘルスチェック設定
ルーティングテーブル設定
実サーバー設定
ヘルスチェック設定
仮想IPアドレス設定
仮想サーバー設定
負荷分散方法選択(IPアドレス負荷分散)