ロードバランサーと異なるネットワークのWEBサーバーへの負荷分散(インライン・ルーティング構成)

ロードバランサーと異なるネットワークにあるWebサーバーへの負荷分散を行う構成例です。

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想定製品

SX-3920 / SX-3990
※Virtual Edition SX-3990を利用する場合には、「Virtual Editionご利用上の注意点」もあわせてご参照ください。

構成概要図

全体構成要件

サービス仕様 外部クライアント向けWebサービス
クライアント環境 外部不特定IPアドレスからの通信
サービスIPアドレス 10.1.1.11
使用プロトコル HTTPS
HTTPS復号 Webサーバーで実施
セキュリティー ルーター/ファイアウォールで実施
サービスサーバー台数 2台
LB台数 1台

ロードバランサー構成要件

接続構成 インライン・ルーティング構成
負荷分散方式 最少接続数(重み付けなし)
仮想IP:port 仮想IP10.1.1.11:443【bind対象物理IP20.1.1.1・20.1.1.2 計2台】
セッション維持方式 ソースIPアドレス(※1)
ヘルスチェック方式 HTTPS(※2)
ネットワーク設定 VLAN10:eth1
VLAN20:eth2
ルーティング設定 デフォルトルート
NAT設定 なし(※3)
その他設定 なし

(※1) クライアントIPアドレスを基にセッション維持を実施
(※2)  /にヘルスチェックを行い、statusが200番台であればOK
(※3) Webサーバー発信のアクセスでNetwiserを経由する際に、NetwiserでNATを行う場合はReverse-NAT設定が必要

Netwiser設定手順

手順1:
ネットワーク設定
ホスト名設定
VLAN設定
Interface設定
手順2:
デフォルトIPアドレス削除
デフォルトIPアドレス削除
手順3:
負荷分散関連設定
ルーティングテーブル設定
実サーバー設定
ヘルスチェック設定
仮想IPアドレス設定
仮想サーバー設定

上記構成の設定例、configをダウンロードできます。

設定例をダウンロード