アナログ音声インターフェース搭載LTE通信モジュール MM-M61Dを発売

-IoT/M2Mから音声通話用途まで幅広い用途に対応-

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長: 関根 淳、本社: 千葉市美浜区中瀬1-8、TEL: 043-273-3111)は、アナログ音声インターフェースを搭載した、NTTドコモ回線対応のLTE通信モジュール「MM-M61D」を開発し、2017年10月末より販売を開始いたします。

近年、通信インフラのLTE化が進んでおり、設備監視などのIoT/M2M用途だけでなく、ATMやエレベーターなどの業務用直通電話をはじめとする音声通話用途に関しても、LTEへの置き換え需要が高まっています。
「MM-M61D」は、こういったニーズに応えるべく開発された、アナログ音声インターフェース搭載のLTE通信モジュールです。

アナログ音声インターフェース対応 LTE通信モジュール MM-M61D

「MM-M61D」は、音声Codec搭載によりアナログ音声インターフェースに対応。VoLTEでの音声通話により、高音質かつ音声通話を使用するさまざまな用途でのご利用に最適です。

さらに、ユーザーアプリケーション実行領域をはじめとする多彩な機能、国内開発・国内生産による高い信頼性など、IoT/M2M利用に適した環境を取り揃えており、データ通信から音声サービスまで幅広い用途にご利用いただけます。

セイコーソリューションズは今後もインフラの進化に追従し、IoT市場の多様なニーズにお応えする製品を提供してまいります。

 

<LTE通信モジュール「MM-M61D」 概要>

【主な特長】

・データ通信から音声通話用途まで幅広い用途、さまざまな機器への組み込みに利用可能

・音声Codec搭載によるアナログ音声インターフェース対応

・音声通話サービスVoLTEに対応

・モジュール内で、お客さまが開発したアプリケーションの保存、実行が可能

・国内開発、国内生産による高い信頼性と、安心の国内サポートを提供

【用途例】

ATM、ガソリンスタンド、駐車場、エレベーターなどの業務用直通電話、情報端末、決済端末、設備管理、スマートメーターなど

ATM、エレベーターなどの3G音声通話の置き換えに

MM-M61D 活用例

【販売開始時期】  2017年10月末

 

主な仕様

項目 仕様
通信方式/通信速度 FDD-LTE UE-Category 1
下り最大:10Mbps
上り最大:5Mbps
対応周波数帯域 FDD-LTE B1、B19(2100、800MHz帯)
マウントタイプ 60pin B2B
アンテナ端子 外部アンテナ端子×2(メイン、サブ)
SIM形式 外付けSIMインターフェース
通信インターフェース UARTx1、USBx1
音声インターフェース アナログ入出力
その他インターフェース GPIO、SIM
対応機能 音声通話サービスVoLTE、音声Codec内蔵、SMS
ユーザーアプリケーション実行環境
ファームウェアアップデート(FOTA)
GNSS位置測位機能(GPS、GLONASS)
測位方式 スタンドアローン
電源電圧 DC3.7V
動作温度範囲 −20~+60℃(結露なきこと)
外形寸法 31mm(W)×45mm(H)×3.2mm(D)
質量 8g以下
仕向地 日本国内

※開発中のため仕様は変更になる場合があります。
※LTEは欧州電気通信標準協会(ETSI)の登録商標です。
※その他、本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。
 

 

お問い合わせ先

報道関係の方からのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ(株) 経営企画部 広報宣伝課
e-mail:pr-center@seiko-sol.co.jp

お客様からのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ(株) モバイルソリューション本部 モバイルソリューション営業統括部
担当:大坪、福田    e-mail:mm5-sales@seiko-sol.co.jp
もしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

 

製品情報

LTE通信モジュール MM-M61D
https://www.seiko-sol.co.jp/products/mm-m61d/