工場現場のノウハウを見える化し、低コストでデジタル改革を実現
食品・水産製造卸向け生産・製造管理システム「CaptainBrain」を販売開始

〜企画開発にユーザー視点で協力した株式会社さかもとで運用始まる~

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、このたび、食品製造卸・水産製造卸企業向けの生産・製造管理システム「CaptainBrain」を開発し、2022年8月1日より販売開始しました。

「CaptainBrain」は、食品製造現場の徹底的な観察と聞き込みにより生まれた、これまでにない生産・製造管理システムです。次のような特長があります。

・工場の製造・生産管理ノウハウを見える化
・作業班毎、日毎、商品毎、工程毎など現場に即した作業能率まで管理
・初期投資不要のサブスクリプション利用型

全国地域の本業界企業の多くの工場現場では、受注情報連携、在庫管理、製造計画指示、製造実績記録、出荷管理などで紙文化が根強く残っています。また、これらを切り盛りしている工場長やベテラン社員の高齢化や若手育成の問題など、工場経営の存続リスクが身近になりつつあります。さらに、原料価格の高騰や、外国人労働者の減少など、製造原価上昇のリスクも発生しており、投資してでも時間当たり製造効率を上げる必要性が喫緊の経営課題となっています。しかし、大手製造業のように初期投資に何千万もかけることは難しいという声が大半です。

セイコーソリューションズは、投資コストの事情でデジタルを使った管理改革に踏み切れなかったこれらの企業に向けて、工場製造経営コストや、製造現場の作業能率、ミスのリスク防止などの課題解決を、低コストで実現するために「CaptainBrain」を開発しました。

【CaptainBrainの主な機能】
・Webブラウザー(Google Chrome)でアクセスすれば、誰でもどこでも簡単に利用可能
・日々の製造時間リアルタイム自動予実管理で、作業能率を商品毎、工程毎に可視化
・商品毎のデジタルガイドでオペレーションミスを防止
・納期・在庫・人的キャパシティーをリアルタイムに把握

【CaptainBrainの提供機能イメージ】

今後は、セイコーソリューションズが持つ、食品卸と小売りを結ぶEDIやWebオーダリングシステムとの管理連携をはじめ、将来的にはデータサイエンスチームによる製造需要予測AIまで提供していく計画です。

なお、今回の発表にあたり、本システムの企画開発にユーザー視点で協力し、実際に運用を開始している株式会社さかもと(本社:大阪府茨木市、以下 さかもと)より以下のエンドースメントをいただいています。

<さかもと様からのエンドースメント>
このたびの「CaptainBrain」の販売開始を心より歓迎します。弊社では、さまざまなバックグラウンドを持つ多数の従業員が、複数のタイムスケジュールで働いており、円滑なコミュニケーションを可能にする管理体制が必要でした。また、商品需要が高まり、近い将来の工場拡張、商品数拡大を計画する中、今まで以上にミスをなくし、業務を効率化する管理体制を模索しておりました。過去にデジタル化を検討するも、高額な初期投資になる点で諦めていたところ、セイコーソリューションズと出会い、幾多の課題と向き合ったうえで解決方法を標準機能に落とし込み、「CaptainBrain」を低価格利用型モデルとして世に産み出していただきました。弊社では運用を開始したばかりですが、工場内の紙文化からデジタル文化に大きく転換できる第一歩を踏みました。今後、「CaptainBrain」での管理ノウハウの共有化により、工場拡張や商品拡大に十分耐えられる管理体制を築くことができると期待しています。

株式会社さかもと
代表取締役社長 阪本 務

 

※「CaptainBrain」の詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.seiko-sol.co.jp/products/captainbrain/

※本文中に記載されている製品名などは各社の登録商標または商標です。

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