セキュリティー上、あるいはプライバシー保護の観点から公開NTPサーバーへの接続ができないシステムや、映像データによるトラフィックの都合上基幹ネットワークとは別のネットワークで実現したいシステムの時刻同期に最適です。

【ファームウェアリリースのお知らせ】
・SN-1010 FMモデル : v.1.1040 (リリース日:2017年11月14日)  ダウンロード
・SN-1020 GPSモデル : v.1.0040 (リリース日:2017年11月14日)   ダウンロード

小型SNTPサーバー NaviClock SN-1010/SN-1020の特長

外部時刻ソースによるSNTPサーバー

NTPクライアント機器を接続することで、クライアント機器の時刻を修正します。

簡単接続(LANケーブル1本)

PoE (IEEE802.3af/at)での動作にも対応。
PoEが使えない環境ではACアダプターでも動作可能です。

無電圧接点による正時信号出力

接点入力による時刻補正に対応した機器の時刻補正も可能です。

用途や環境に応じて選べるラインアップ

  • FMモデル
    屋内アンテナで受信可能。面倒なアンテナ工事が不要です。
  • GPSモデル
    GPS衛星より高精度な世界標準時の取得が可能です。

稼働状態表示LED搭載

時刻ソースとの同期状態を目視で確認できます。

ファンレス設計、コンパクトな本体

本体操作部をなくし、意図しない誤操作を防止。
設定用PCからブラウザーで設定できます。(専用ソフトウェア不要)

時刻同期していれば機器の内蔵時計はズレません

システム構成例

システム構成例

仕様

仕様 SN-1010 SN-1020
時刻ソース NHK FM放送(76.0MHz~90.0MHz) GPS衛星
(ロールオーバー発生日:2032年2月22日)※4
時刻修正方法 時報(NHK FM)により正時に同期 GPS衛星x4衛星以上で時刻同期
時刻修正精度 ±100ミリ秒以下※1 ±1ミリ秒以下※2
ネットワークプロトコル※3 UDP/IP, TCP/IP, ICMP 10BASE-T/100BASE-TX (オートネゴシエーション)
時刻情報プロトコル※3 SNTP
クライアントプロトコル NTP v3/ v4、SNTP v3/ v4
NTPクライアント数 最大100台
無電圧メイク接点 同期状態の時、毎正時2秒間導通状態となります
印加電圧:DC24V以下 最大電流:200mA
アンテナ延長ケーブル オプション(ケーブル長10m) オプション(ケーブル長5m)

※1 : ラジオの受信状況が良好(音声が明瞭で歪みやノイズのない状態で入力信号レベルが50dBf程度)である場合の修正精度です。受信状態が悪い場合は修正精度も悪化します。
※2 : GPS衛星の運用状態(衛星の故障も含む)によっては保証できる測位性能や時刻精度が劣化することがあります。この場合、本機の修正精度が悪くなることがあります。
※3 : ここに記載のプロトコルに準拠したNTP/SNTPクライアントに時刻を提供します。
※4 : ロールオーバーが発生すると、内蔵時計の時刻、およびSNTPで配信する時刻が約19.6年戻ります。

諸元 SN-1010 / SN-1020 共通
定格電圧 PoE 動作時 ACアダプター動作時
PoE  (IEEE802.3af/at準拠) AC100V±10% (50/60Hz)
定格電流 0.06A 0.05A
消費電力 2.9W 2.2W
発熱量 10.4kJ/h 7.9kJ/h
温度条件(本体) 動作時 0~50 ℃
保存時 -10~60 ℃
湿度条件 動作時 20~80% RH(結露しないこと)
保存時 90% RH以下(結露しないこと)
設置形態 卓上設置または壁面などにねじ止め
ケース ポリカーボネート樹脂(PC)
    外形寸法
(突起部除く)
本体 160(W)×130(D)×30(H)mm
ACアダプター 44(W)×56(D)×27.5(H)mm
質量 本体 約240g
ACアダプター 約80g
適合規格 本体: VCCI-A、RoHS
ACアダプター: 電気用品安全法、RoHS

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