IoTプラットフォーム SVIRE
初期コストを抑えた導入が可能なSaaS型IoTプラットフォーム
「SVIRE(スヴィア)」は、センサーなどのハードウエア開発から、アプリケーション構築を主としたソフトウエア開発まで、IoTサービスにおけるコスモの豊富な実績を基にした、データ収集とモノの見える化を行うための汎用IoTプラットフォームです。
通信機能のない機器をIoT化可能なSigfox通信ユニットやセンサーI/F BOX、そしてSaaS型IoTプラットフォーム「SVIRE」のご提供により、見える化や遠隔監視をかんたんに実現いたします。
特徴
各種機器の広域網への通信機能を付与するSigfox通信ユニット「SAGITTA(サジッタ)」により、通信機能を持たない機器をIoT化することができ、「SVIRE」による見える化で、遠隔監視などが簡単に実現できます。
サービス構成
IoTプラットフォーム SVIRE
コスモデータ連携サービス
Sigfoxバックエンドのデータは一時保管(3日~1ヶ月程度)のみとなるため、保存(データ管理)は利用者側で行う必要があります。Sigfoxバックエンドからデータを自動収集して、リアルタイムに『コスモストレージサービス』へデータを保存します。
コスモストレージサービス
利用者向けにユーザインターフェースを提供します。利用者は、Sigfoxバックエンドに直接アクセスしなくても、常に最新データを過去データも含めて確認できます。
・長期保存に対応
・ユーザインターフェースによる収集データの可視化
・機器に対する属性情報を管理
・機器の属性情報と収集データを紐付けすることにより、多様な条件付けが可能
・機器のヘルスチェック→データ収集が行われていない機器の抽出
→収集データから、閾値外データの抽出
Sigfox 通信ユニット『IoT Com Converter』
SAGITTA
IoT向け無線ネットワーク「LPWAのSigfox規格」の通信ユニット
本通信ユニットとの接続で機器のIoT化が簡単
本体から1m 程度のケーブルを延長して設置が可能
通信規格および用途に合った個別のカスタマイズが可能
使用例
① バッテリ(乾電池)給電で屋外センシング
②各種メーターの遠隔検針
仕様 | |
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電源 | 外部供給(DC5V) |
電源電圧範囲 | DC5V±0.5V |
通信信号レベル | RS-232Cレベル |
コネクタ | FCI製「20020110-C041A01LF」 (プラグ「20020004-041B01LF」で接続) |
センサーI/F BOX
SAGITTARIUS
各種センサーからのアナログデータを収集、デジタルデータに変換して、
指定IPアドレスへ送信
- ① A/D変換機能
4-20mAのアナログデータをデジタルデータに変換
変換したデジタルデータは、TCP/IPのネットワーク経由で指定IPへ送信 - ② メモリ保持機能
センサーデータ
ログ
未送信データキャッシュ - ③ 停電対策
バックアップ電源として
バッテリを搭載
・Ni-MHバッテリ(1,050mAh) - ④ 豊富な入出力I/F
入力I/F
・アナログポート
→電圧×8ch(AC0~300V)
→電流×8ch(AC0~5A)
→各種センサー×12ch(DC1~5V)
入出力I/F
・LANポート(100BASE-TX×2)
仕様諸元 | ||
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構成部品 | センサーBOX
LANケーブル |
外形:210×110×45mm 重量:約600g 3m 3m 3m |
機能 | 100Base-TLAN×2ポート(スイッチングハブ機能付き) 4-20mA入力×12ch(ワンタッチ端末台) GPIO入出力(入力4ch、出力3ch) LED表示×6(電源/動作状態/電源状態/リザーブ×3) 入力データバックアップ機能 物理値変換機能 電源バックアップ機能(ニッケル水素電池/1,050mAh) 電源入力(ACアダプタ) 電源出力(+12V) |
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動作環境 | -20℃~60℃/20~90%(結露無し) | |
IP保護等級 | IP40 |