施設内の時計をシステム時刻と同期するネットワーク型時計「NTPクロック」の販売を開始

-LANにつなぐだけで簡単に、正しい時刻の表示と一元管理が可能に-

NTPクロック

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、ネットワークにつながっているパソコンや各種システムと同様に、NTPサーバーから配信される時刻を表示するネットワーク型時計「NTPクロック」を本日より販売します。今回発売する「NTPクロック」は、表示タイプ別にアナログ時計1種類とデジタル時計2種類(時・分表示/時・分・秒表示)の3機種になります。

現在一般的に使われている電波時計やGPS時計など、電波塔や衛星から時刻情報を受信して自動的に時刻を合わせる時計は、建物の構造などにより制約を受けることがありました。
「NTPクロック」は、既存のLAN環境を活用して時刻情報を取得し、またPoE(Power over Ethernet)に対応しているため、LANケーブルが敷設されている場所であれば、電波時計などが不得意な建物の奥まった場所(閉鎖空間)や地下でも正確な時刻を表示することができます。
さらに、既存のLAN環境に時計システムを集約するため、一元的に監視、管理を行うことが可能です。オプションの「NTPクロック監視ソフトウエア」を使用すれば、集約された「NTPクロック」を最大1440台まで一括で監視・運用可能です。

セイコーソリューションズは、ネットワーク上で正しい時刻を配信するNTPサーバーとして「Time Serverシリーズ」を20年以上販売しています。今回「NTPクロック」を提供することにより、システム内の端末、設備に加え、施設内の時計もタイムサーバーを親時計として共通利用が可能となります。これを機に、トレーサビリティー確立のために業務上正確な時刻が必要な食品・医薬品・化粧品の工場や病院などでの利用拡大を図ります。

なお、今回発売する「NTPクロック」は、2019年3月5日(火)~8日(金)に東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2019」のセイコーソリューションズブースにて展示いたします。

 

<NTPクロック概要>

【製品ラインアップ】※1

アナログ時計 SCN-300J
デジタル時計 SLN-1004W
SLN-1006W

【発売日】

2019年2月5日

【販売価格】

オープン価格

【主な特長】

  • アナログ表示、デジタル表示の2タイプ
  • PoE対応
  • 時刻精度:±0.1秒(NTP同期時)

【諸元】

  • 消費電力:SCN-300J 最大4W
    SLN-1004W/SLN-1006W 最大7W
  • 温度範囲:SCN-300J -10~55℃
    SLN-1004W/SLN-1006W -5~50℃
  • 外形寸法:SCN-300J Φ315×43(D)mm
    SLN-1004W 520(W)×42(D)×176(H)mm(突起部を除く)
    SLN-1006W 610(W)×42(D)×176(H)mm(突起部を除く)
  • 質量  :SCN-300J 約0.9kg
    SLN-1004W 約1.8kg
    SLN-1006W 約2.0kg

※1 SCN-300J、SLN-1004W、SLN-1006Wはセイコータイムシステム株式会社の製品です。
※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。

 

お問い合わせ先

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セイコーソリューションズ株式会社
コーポレート企画統括部 広報宣伝部
e-mail:pr-center@seiko-sol.co.jp

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ネットワークソリューション本部 NS営業3部
担当:畑 tel:043-273-3184 e-mail:support@seiko-sol.co.jp
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