セイコーのタイムスタンプ&電子署名で各種信託レポートのペーパレス化を実現!
-日本マスタートラスト信託銀行株式会社の情報サービス(MaiNet)と連携-

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長: 山本 隆章、本社: 千葉市美浜区中瀬1-8、TEL: 043-273-3111)は、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(代表取締役社長:松田雄司、本社:東京都港区、以下MTBJという)の提供する情報サービス「MaiNet(Master Trust Information Network)」の一部サービス(レポート検索サービス)に、タイムスタンプと電子署名を活用したデジタルエビデンス・ソリューションを提供することで、従来は書面で提供していた各種信託レポートなどをペーパレス化し、Web経由でダウンロード提供することを可能としました。

MaiNetとはMTBJが提供する情報サービスの愛称で、お客様がご自分の運用評価や資産状況などを把握するのに便利な情報を電子データおよびレポート形式で提供するものです。これらの情報は、その機密性や真正性の担保を証明するのが難しいという観点から、従来は正式報告書として各種信託レポートなどを書面郵送したうえで、電子情報としてWeb経由でのダウンロードサービスを提供していました。

今般のMTBJのMaiNetのサービス刷新に際して、セイコーソリューションズは、電子情報の長期にわたる真正性を自動で付与するデジタルエビデンス・ソリューション「eviDaemon(エビデモン)」サービスを提供しました。「eviDaemon」の長期署名機能は電子情報の真正性を長期にわたって担保するとともに、証明が容易なことから、各種信託レポートなどの書面郵送を廃止し、正式報告書として電子情報のみを提供することが可能となりました。その結果、書面提供による誤配信などの事務リスクが軽減し、書面作成および配送にかかるコスト削減が図られました。
また、「eviDaemon」はクラウド型ASPサービスであることから、構築作業や維持費用の負担を約60%軽減し、従来比1/3という短期間でのシステム構築を実現しました。
なお、MaiNetのレポート検索サービスで提供される情報はPDF形式で、長期署名はPDF長期署名標準技術(PAdES方式)を採用していますので、誰でも簡単に利用でき、将来にわたって検証が可能です。

「eviDaemon」は、多様化、複雑化が進む一方、セキュリティー、コンプライアンスの厳格化が求められる金融業界において、信用を担保したうえでの顧客サービス品質の向上と事務処理作業の効率化を実現します。

今後もセイコーソリューションズは、面倒な真正性の担保を簡便に行う「eviDaemon」サービスなど、タイムスタンプを活用したデジタルエビデンス・ソリューションを市場に提案していくことで、安心・安全なICT社会に貢献し、一層の事業拡大を図ってまいります。

 

eviDaemon(エビデモン)の特長

  • e文書法に対応した、一般財団法人日本データ通信協会「タイムビジネス信頼・安心認定制度」を取得したタイムスタンプ付与
  • 電子データの真正性を数十年の長期にわたって検証できる長期署名標準技術により電子署名とタイムスタンプを付与
  • 暗号対応や電子署名などの複雑な運用を、クラウドを介して自動で処理
  • 文書管理システムとのデータ連携処理の実装が容易なファイルフォルダ形式やAPI連携のインターフェースを採用

※eviDaemonはセイコーインスツル株式会社の登録商標です。
※MaiNetは日本マスタートラスト信託銀行株式会社の登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

 

お問い合わせ先

セイコーソリューションズ(株) システムインテグレーション統括部
クロノトラスト部 : 枝川
tel:043-273-3342
e-mail:support@seiko-sol.co.jp

<Webでの情報>
タイムスタンプソリューションのセイコーサイバータイム
http://www.seiko-cybertime.jp/