セイコーのPTPグランドマスタークロックが
APRESIA Systemsのローカル5Gシステムとの接続検証を実施

-急速に利用が進む産業用途のローカル5G導入を支援-

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、このたび、APRESIA Systems株式会社(代表取締役社長:末永 正彦、本社:東京都中央区、以下 APRESIA Systems)と、同社が本日より販売を開始するローカル5Gシステム「ApresiaAERO(アプレシア・エアロ)シリーズ」において、PTPグランドマスタークロック「Time Server Pro.シリーズ」の接続検証を実施し、利用可能であることを確認しました。

ローカル5Gは、キャンパスや工場などローカルなエリアで土地や建物の所有者が柔軟に5Gの展開が可能なこと、携帯事業者のエリア展開が遅れる地域への展開が可能なことなどの理由により、産業用途の利用が急速に進みつつあります。一方で、5G本来の特徴である「超高速・大容量」「超低遅延」「多数同時接続」を実現するためには、システムの同期運用において正確な時刻情報が必要です。*1

APRESIA Systemsの「ApresiaAEROシリーズ」は、既存のLTEシステムを利用せず、単体で構築が可能な「スタンド・アローン(SA)方式」と、周波数帯は広いエリアをカバーしやすい「Sub6」4.5GHz帯を採用し、5Gコアをオープンソースである「free5GC」をベースに開発することで、お客さまニーズとコストパフォーマンスという二つの課題を同時に解決する投資効率に優れたシステムです。

セイコーソリューションズは、高精度時刻同期のエキスパートとして、最適なローカル5Gシステムを開発、提供するAPRESIA Systemsとタッグを組むことで、国産メーカーである強みを活かし、お客さまのローカル5Gシステム導入を支援します。

【システム構成イメージ】

なお、2021年4月14日(水)~16日(金)に千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2021」のセイコーソリューションズブースにて、「Time Server Pro.シリーズ」ならびに「ApresiaAEROシリーズ」を展示します。

今回の発表にあたり、APRESIA Systemsより以下のエンドースメントをいただいています。

<APRESIA Systems様からのエンドースメント>
セイコーソリューションズ社のPTPグランドマスタークロックとAPRESIA Systemsのローカル5Gシステムとの接続検証を実施し、利用可能であることを確認できたことを歓迎します。
ローカル5Gシステムにおける時刻同期は現状注目される機会が少ないですが、運用するにあたり非常に重要な要素です。今回の接続確認で、ローカル5Gシステムの迅速かつ容易な導入が可能になることを確信しております。

APRESIA Systems株式会社
ローカル5Gプロジェクトマネージャー 渡辺 純平

*1 ローカル5Gシステムの運用における時刻同期要件は、4.5GHz帯で 3マイクロ秒以下、28GHz帯では 130ナノ秒以下となります。

<APRESIA Systemsローカル5Gソリューション>
https://www.apresia.jp/solution/local-5g_top.html

<PTPグランドマスタークロック Time Serer Pro.シリーズ>

※本文中に記載されている製品名などは各社の商標または登録商標です。

 

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