東北電気保安協会と取り組んでいるスマート電気保安システムが、第5回「インフラメンテナンス大賞」経済産業省優秀賞を受賞しました

セイコーソリューションズ株式会社、株式会社アイ・アイ・エム、および一般財団法人東北電気保安協会は、共同開発しているAIとIoTを活用したスマート電気保安システムにおいて、第5回「インフラメンテナンス大賞」経済産業省優秀賞を受賞しました。

インフラメンテナンス大賞は、日本国内におけるインフラメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することにより、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的として実施するものです。

 

スマート電気保安システムについて

ビルなどの事業所で電気を使用するために不可欠なキュービクル(高圧受電設備)は、法令で定期的な保安点検が義務付けられています。しかし電気保安の現場では、人材の減少・高齢化が大きな問題となっており、さらに作業員に依存しない電気保安品質の確保も課題となっています。
こうした課題の解決に向け、当社グループでは東北電気保安協会様と共同で、AIとIoTを活用したスマート保安の実用化に取り組んでいます。設備内にセンサーを取り付けて電気主任技術者の五感を代替するセンシングを行い、収集されたデータをAIが解析、漏電等の事故を発見、もしくは事故の前兆を予測する仕組みで、現在フィールドでの評価を行っています。

スマート電気保安システム