NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社NXワンビシアーカイブズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 林田 直也、以下、NXワンビシアーカイブズ)が提供する、電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」(ワンサイン)が、セイコーグループ株式会社のグループ会社であるセイコーソリューションズ株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長 関根 淳、以下、セイコーソリューションズ)が提供する、総務大臣認定のタイムスタンプサービス「eviDaemon」の長期タイムスタンプの延長付与に対応しました。
NXワンビシアーカイブズの電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」が、総務大臣による時刻認証業務(タイムスタンプサービス)認定および、国際標準規格業界「PAdES(PDF規格)」に準拠した、セイコーソリューションズのタイムスタンプサービス「eviDaemon」に対応したことで、これまで電子契約サービスや電子インボイスサービスごとに行う必要があったタイムスタンプ・電子署名の検証・延長が、「eviDaemon」を利用することでサービスごとに検証・延長を行わずにまとめて検証・延長が可能になりました。
また、「WAN-Sign」で締結したデジタル文書も「eviDaemon」で長期的に存在証明・非改ざん性の確認ができます。
【対応の背景】
- 電子契約・電子署名サービスに依存しないデジタル文書の証明力の担保
電子契約・電子署名サービスで電子締結処理されたデジタル文書(PDF文書)の長期署名維持には同じシステム内で保管される前提となっており、システムのベンダーロックインにより最適なデジタル化ができなくなるなど問題が発生します。
「eviDaemon」に対応することで、「WAN-Sign」で電子締結処理した署名済みPDF文書は「WAN-Sign」内に保管せずとも「eviDaemon」にて長期的な存在証明・非改ざん性を確認することができます。NXワンビシアーカイブズとセイコーソリューションズは、今後もお客様の利便性向上のため、電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」およびタイムスタンプサービス「eviDaemon」を提供して参ります。
【参考URL】
■総務省創設「タイムスタンプ認定制度」の認定をセイコーが取得 デジタルデータの存在証明を「信頼のおける時刻」で提供
https://www.seiko.co.jp/news/sgc/2023/202302161600.html
■NXグループ(旧・日本通運グループ)の提供する電子契約サービス「WAN-Sign」が日本データ通信協会「認定タイムスタンプを利用する事業者に関する登録制度」に新規登録されました。
https://www.wanbishi.co.jp/information/210805100000.html
【WAN-Signとは】
NXワンビシアーカイブズが提供する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」は、GMOインターネットグループの「電子印鑑GMOサイン」(GMOグローバルサイン・ホールディングス提供)※1とGlobalSign認証局・電子署名(GMOグローバルサイン提供)を技術基盤としています。内部統制やセキュリティ機能などを独自サービスとして強化・追加拡張し、書面契約書および電子契約によって締結した契約書の一元管理を実現しました。さらに、書面契約書の原本管理・保管から電子化を一つのサービス内で提供できる他にはない電子契約・契約管理ソリューションです(特許番号:特許第6898416号)。大手企業や金融機関・政府系機関・公共機関から不動産業・建設業・物流業・製造業・人材派遣業など業種や規模を問わず導入が進んでいます。NXワンビシアーカイブズでは単純に電子契約サービスを提供するだけでなく、NXワンビシアーカイブズが長年培ったデータ・ソリューションや契約管理業務・電子化作業のノウハウに基づいて、お客様の契約管理全体をサポートいたします。
※(※1)「GMO電子契約サービスAgree」ワンビシアーカイブズの電子契約サービスのプラットフォームに採用(2022年7月1日(金)より「NXワンビシアーカイブズ」に社名変更いたしました。)※2
(※2)「GMO電子契約Agree」の名称について、2021年2月12日(金)より「電子印鑑GMOサイン」に変更いたしました。
- テレビCM放送中
「WAN-Sign スタンプラリー篇」
https://www.wanbishi.co.jp/information/230804110000.html
【eviDaemonとは】
「eviDaemon(エビデモン)」は、総務大臣認定タイムスタンプの発行に加え、国際標準規格「XAdES(XML規格)」、国際標準規格業界「PAdES(PDF規格)」に準拠した長期署名データの生成、検証を行うことができるソリューションです。
eviDaemonがインストールされた環境でコマンドやJAVA APIを使って動かすことにより、タイムスタンプ・電子署名が付与できるようになります。既存でお持ちのシステムを活かしながら、電子データの原本性を確保する長期署名データを生成することができ、将来的な使用範囲の拡張やeシール対応などもスムーズに行えます。
また、オンプレミス環境での利用も可能なため、クラウド環境に出さずにタイムスタンプ付与を行いたいお客様にも最適です。
長年「信頼の時刻」を提供してきましたセイコーが、データの存在証明・非改ざん性の確認を可能とする総務大臣認定のタイムスタンプを、デジタル社会においても、ご提供いたします。【株式会社NXワンビシアーカイブズとは】
NXワンビシアーカイブズは、1966年の設立以来、一貫して『企業の情報の安全確保と管理の効率化』を追求し、堅固なセキュリティ体制のもと、重要な情報(機密文書、医薬品開発関連資料、永年保存の歴史資料、テープ等の記録メディア、デジタルデータ、細胞・検体試料など)の発生段階から活用、保管、抹消までのライフサイクル全てをカバーした総合的サービスを提供しています。現在では東京・大阪・名古屋・九州に営業拠点を置き、官公庁や金融機関・医療機関・製薬業をはじめとした4,000社以上のお客様にご利用いただいており、2017年には書類とデジタルの両方をカバーする新しい書類保管サービス「書庫探」、2019年には書類と電子に対応した電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」、2022年にはWeb申し込み後、最短5日で利用可能な書類保管サービス「WAN-CASE」をリリースし、お客様の働き方の変革をサポートできるサービスを提供しています。【セイコーソリューションズ株式会社とは】
セイコーグループのシステムソリューションドメインを担う事業会社として、複合化するお客さまのニーズに対して、コンサルテーションからシステム構築、運用管理まで最適なシステムソリューションをワンストップで提供。企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
信頼できる時刻インフラを基にしたタイムスタンプ・電子署名・eシール・eデリバリー向けトラストサービスで、金融業務電子化、電子契約、電子帳簿保存法対応、インボイス対応などデジタル技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を目指します。お問い合わせ先
株式会社NXワンビシアーカイブズ
- 報道関係の方からのお問い合わせ先:
経営企画部 広報担当:日野・河池
tel:03-5425-5400 e-mail:koho@wanbishi.co.jp - 「WAN-Sign」に関するお問い合わせ先:
データ・ソリューション推進部WAN-Sign事業推進グループ
tel:03-5425-5300 e-mail:wansign-help@wanbishi.ne.jp
もしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
セイコーソリューションズ株式会社- 報道関係の方からのお問い合わせ先:
マーケティングコミュニケーション部
担当:佐久間 e-mail:pr-center@seiko-sol.co.jp - 「eviDaemon」に関するお問い合わせ先:
DXソリューション本部
tel:03-6779-8954 e-mail:support@seiko-sol.co.jp
もしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
- テレビCM放送中