エッジAIとは
エッジAIによる映像解析の活用
- 基本コンセプト
現場や売り場の特定の担当者のみに業務上のノウハウが蓄積されているケースがあります。
担当者が不在になった途端、良し悪しを判断できなくなり、業務が停滞するなど、さまざまなトラブル発生のリスクがあります。
エッジAIを活用すれば業務の無人化・自動化が推進でき、「人」に頼らない業務体制を実現できます。
- 紹介動画
エッジAI活用事例
工場IoT
- エッジAIの映像解析により、工場全体のセンサーの情報を一括で収集・ビッグデータ化
製造現場にはコストやメンテナンスの事情で入れ替えが困難な機械、設備が少なくありません。
旧式のアナログ・デジタルメーターもそのひとつで、離れた場所、危険な場所にあるメーターを、毎日100か所以上も人手でチェックする作業は大変です。
このような業務負担を軽減するために現場の各メーターにエッジAIを設置、AI画像解析によってメーターの指針値をデータ化して蓄積します。
さらにリアルタイムで異常値の検出も可能になります。
工場内のアナログメーターのIPカメラ映像をエッジAI端末で処理をして、必要なデータのみを配信する。
エッジAI端末で一括収集した既存センサーデータとともに工場内のIoTデータとして閉域モバイル網によりセキュアに送信する。
データ収集の通信網を利用して、工場各所に配置したエッジAI端末をリモートから管理・運用が可能になります。
大型店舗
- エッジAIによる商品検索システムで「接客効率」&「顧客満足度」を向上
商品に関する問い合わせを受けた際、新人などの経験の浅いスタッフでは内容確認に時間がかかり、お客さまを待たせるばかりか、結局はベテラン社員の業務負担も大きくなります。このような課題をエッジAIが解消します。
たとえば、お客さまが持参した商品画像を「AI 推論サーバー」に送信、解析することで、商品名・売り場・在庫状況などが短時間で判明。スタッフの経験を問わない満足度の高い接客応対が可能になります。