概要
アクセス管理をシンプル・簡単に
アクセス管理ソフトウェアSmartJumperは、増え続けるネットワーク機器やサーバー類へのアクセスを一元化して、ネットワーク運用者の負荷を軽減するソフトウェアです。
機器類へのアクセス時にSmartJumperを経由することにより、機器へのアクセス管理を簡易に実現し、証跡ログや、実際のオペレーションログを自動的に取得・保管することが可能です。外部ツールとの連携により、外部認証やログの外部処理も行うことができます。*
また、SmartJumperはDocker上で動作するコンテナとしてご提供します。既存のコンテナ環境上に容易にデプロイすることが可能です。
- 現役ネットワークエンジニアによるSmartJumperの紹介動画(show int インターネットの裏側解説チャンネル)
>「踏み台サーバー」ってなに? 運用失敗あるある事例と最新動向
*外部ツールとの連携は将来対応です。
SmartJumperの3つの利点
Easy Operation ... 直観的に使えるGUIインタフェース
SmartJumperは、Web GUIインタフェース(HTTPS)により、機器を一覧リスト化して管理できます。
登録された機器は、リストから選択してクリックするだけでアクセスすることができます。リストは階層化フォルダとなっており、拠点別・システム別など、フォルダを分けた見やすい管理が可能です。
また、SmartJumperからはHTTPSでアクセスし、対象機器へはSmartJumper上に実装された、ブラウザ上で動作する端末エミュレーターでアクセスするため、オペレーション端末にtelnet/SSHクライアントが入っていない環境でも使用可能です。
(*オペレーション端末からSSHでアクセスすることも可能です)
Security ... 証跡ログ・操作ログの自動保管
SmartJumperは、アクセスログや機器の操作ログを自動的に取得・保管します。ログの自動保存により、「だれが」「いつ」「どこに」「どんなことをしたか」が確実に管理可能です。
また、SmartJumperにログインするユーザごとに、どの機器へのアクセスを許すか設定を行うことができます。各ユーザ毎のリストにはアクセスが許された機器のみ表示されるため、アクセス権限のない機器へのアクセスを未然に防止することができます。
Linkage ... 外部システム/外部ツールとの連携
SmartJumperは、外部の認証サーバーやログ管理ツールとの連携が可能なため、既存の認証システムを利用したり、ログ処理を外部システムに任せることが可能です。既存システムの使い勝手の良さをそのままに、アクセス管理の部分をSmartJumperで実現することができます。
また、コンソールサーバー SmartCSとの連携も可能です。
(外部連携機能については、順次リリース予定です)
ライセンス体系
SmartJumperのライセンスは、管理対象となる機器類のIPアドレス数(IPノード数)の合計により、3段階のライセンスがございます。
(ライセンスは年単位でのご契約となります)
また、導入前の検証に利用可能な試用版のライセンスもございます。
- SmartJumper試用版ダウンロード申請はこちらから
> SmartJumperダウンロード申請フォーム
ライセンス種別 | IPノード数 | こんな方におすすめ |
---|---|---|
試用版 | 100 | |
Light | 100 | SmartCS、およびSmartCSに接続されている機器を管理したい方 |
Standard | 500 | サーバーやネットワーク機器も管理したい方 |
Max | 10000 | ネットワーク上のすべての機器を管理したい方 |
※試用版の利用期間は原則90日です。Light/Standard/Maxは1年単位での契約です。
SmartJumper(試用版・有償版)ご利用手続きについて
資料ダウンロード
下記資料がダウンロードいただけます。
- SmartJumper詳細紹介資料(こちらはフォームからのダウンロードになります)
- SmartJumperリリースノート(V1.1)
よくあるご質問


■OS
amd64(x86_64) アーキテクチャの、Ubuntu などLinux 環境で動作します。
■ディスク容量
SmartJumper のインストールに約5GB の容量を使います。
それに加えてターゲットと接続したときのオペレーションログは装置内に保存するため、保存期間などを考慮してディスク容量を確保してください。
■メモリ
SmartJumper は稼働中に定常的に約4GB を使用します。その内訳は、
• 各アプリケーションの動作に約2GB
• ターゲットに接続するための動作に約2GB(約100 セッション同時接続を想定)
それに加えOS 自体が動作するためのメモリ量を考慮して環境を用意してください。
また、SmartJumper はコンテナ上で動作します。コンテナランタイムとしてDocker Engine での動作をサポートしていますので、SmartJumper をインストールする環境にDocker Engine を導入してください。






IPノード数に応じてSmartJumperのターゲット数が消費されますので、同一のSmartCSを経由するターゲット機器で消費するターゲット数は1台分です。


紐付けられていないターゲットはアクセス可能なリストに表示されず、アクセスすることはできません。


オペレーションログはテキスト、およびJSON形式でダウンロード可能です。