2009年1月1日のうるう秒調整(+1秒)について

2009年1月1日のうるう秒調整(+1秒)について、NSシリーズ製品の動作への影響はありません。

  • SNTPクライアント機能

LI(Leap Indicator)ビットに「01」または「10」がセットされたNTPパケットをNTP/SNTPサーバから受信しても、LIビットを無視し通知された時刻(1900年1月1日からの経過時間)に同期します。
この動作によりUTC時間での1日の最後(日本時間では8:59:59)に装置内で±1秒のずれが発生しますが、エラーメッセージも表示されることなく通信は正常に行われます。この時間の差は、SNTPの機能によって時間の経過とともに解消されます。

  • SNMPトラップ、Syslogクライアント

2009年1月1日午前8時59分60秒に警報・メッセージなどが発生した場合には、うるう秒を意識しないため、2009年1月1日午前9時0分00秒に発生したものとして処理を行います。このため、警報・メッセージなどに含まれる時間情報には、午前9時0分00秒をセットして送信します。

 

製品名・型式 影響 SNTPサポートVersion
ブロードバンド関連製品
EXAtraxⅡ(NS-7500シリーズ) なし 全Version
EXAtrax(NS-6100シリーズ) なし 全Version
BlueBrickEX(NS-3510) なし 全Version
BlueBrick(NS-2720シリーズ/NS-2731) なし NS-272x :V1.7.1以降
NS-2731 :V1.3以降
コンソールサーバ
SmartCS(NS-2240シリーズ) なし 全Version
リモートアクセスサーバ
NS-2484 なし V.3.4以降
SmartRAS(NS-2610) なし V1.2以降
Xtrax(NS-4200) なし V1.1以降
コミュニケーションサーバ
NS-2234 なし V2.0.4以降
NS-2232 なし 未サポート

※上記以外の製品はSNTPをサポートしていません。

 

【参考URL】

http://hpiers.obspm.fr/eoppc/bul/bulc/bulletinc.dat
http://www.nict.go.jp/press/2008/press-20080912-1.pdf [NICT]