コンソールサーバーSmartCSがITインフラの運用自動化に対応

-Red Hat Ansible Automationによりネットワーク機器の運用管理の利便性が向上-

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、コンソールサーバー「SmartCS」に、レッドハット株式会社(代表取締役社長:望月 弘一、本社:東京都渋谷区、以下 レッドハット)が提供する自動化プラットフォームのRed Hat Ansible Automation*1を活用した運用自動化対応機能を新たに追加し、本日リリースしました。

近年、企業のITインフラは複雑化し、構築期間の短縮や運用管理負荷/コストの削減が大きな課題となっています。大量のネットワーク機器の設定を一括して自動的に行うことを目的にRed Hat Ansible Automationなどのオーケストレーターが導入される一方、これまでは、IPアドレスなどの初期設定がされていないと自動化オペレーションをすることができませんでした。また、SmartCSを導入されているお客さまからもコンソール経由での運用自動化を望む声が多く寄せられていました。
今回、SmartCSのRed Hat Ansible Automation対応により、お客さまはネットワーク機器の機種を問わず初期設定まで含めたコンソール接続をRed Hat Ansible Automation経由で実現できるようになり、初期構築から障害発生時の対応までの各フェーズにおいて、ITインフラの運用負荷をさらに軽減することが可能となります。

 

【Red Hat Ansible AutomationとSmartCSを組み合わせた構成】

Red Hat Ansible AutomationとSmartCSを組み合わせた構成

コンソールサーバー「SmartCS」は、複数のネットワーク機器へのコンソール接続を集約する機器です。2006年の発売以来、ネットワーク管理の運用負荷軽減やサービスレベルの維持および向上を求めるお客さまに累計30,000台以上を販売しています。

今後もセイコーソリューションズはITインフラの運用性向上において最適なソリューションを提供していきます。

なお、本製品は2019年6月12日(水)~14日(金)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2019」のセイコーソリューションズブースにて展示します。

 

今回の発表にあたり、レッドハットより以下のエンドースメントをいただいています。

<レッドハットからのエンドースメント>

レッドハットはこの度、SmartCS用にRed Hat Ansible Automationの新たなモジュールを提供できることを大変嬉しく思います。Red Hat Ansible Automationはサーバー、ネットワーク、クラウド、およびセキュリティを含む、ITプロセスを自動化するための企業向けフレームワークです。新たなモジュールを利用することにより、Red Hat Ansible Automationは、SmartCS経由で配下のネットワーク機器の自動化を実現することができます。

レッドハット株式会社
製品統括・事業戦略担当 本部長 岡下 浩明

 

<SmartCS NS-2250シリーズ 運用自動化対応機能 概要>

 【対応製品名】SmartCS NS-2250シリーズ

 【機能リリース日】2019年4月12日

 【販売価格】オープン価格

*1 Red Hat Ansible Automation:レッドハットが提供する構成管理、オーケストレーション、プロビジョニングなどの操作を自動化するIT自動化プラットフォーム

※SmartCSはセイコーソリューションズ株式会社の登録商標です。
※Red Hat、Ansibleは米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。
※その他、本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。

 

お問い合わせ先

報道関係の方からのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ株式会社
コーポレート企画統括部 広報宣伝部
e-mail:pr-center@seiko-sol.co.jp

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担当:鈴木、小沼 tel:043-273-3184 e-mail:support@seiko-sol.co.jp
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