SEIKOタイムサーバー 最上位モデル「Time Server TS-2850」を新発売
時刻ソースの冗長化で、より安心確実に標準時刻を提供!
- 1台でGPSとテレホンJJY、2つの時刻ソースを実装 -

セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長: 山本 隆章、本社: 千葉市美浜区中瀬1-8、TEL: 043-273-3111)は、ネットワークシステムに正確な時刻を提供する時刻配信装置「Time Serverシリーズ」の新機種「Time Server TS-2850」を開発し、6月10日より販売開始いたします。

昨今の災害対策・事業継続対策により、GPS情報の安定取得や電話回線の安定性に対する不安の声を多く聞くようになりました。そのため、同情報を時刻ソースとしているタイムサーバーについても冗長化のニーズが増加しています。

こうしたニーズに応えるため、「Time Server TS-2850」は1つの筐体に2つの時刻ソース(GPSとテレホンJJY)を備えました。ひとつの時刻ソースとの接続が環境的な要因で不安定になった場合も、もうひとつの時刻ソースから正確な時刻の取得が可能です。また、お互いの時刻ソース情報をバックアップとして活用できることから、リスクを大幅に低減できます。

Time Server シリーズ」はこれまで病院・データセンター・製造業・官公庁・金融業など、さまざまな業種に累計約10,000台の導入実績があります。GPSタイプは精度の高い時刻同期が必要な金融系システムや電力関係のシステムに採用され、テレホンJJYタイプはGPSの電波受信ができない窓のない建物や地下などでも、高精度の時刻情報が必要なデータセンターなどで採用されています。「Time Server TS-2850」は2つの実績のある時刻ソースを備えることで、より安定的な時刻運用を実現します。

セイコーソリューションズでは、これからも、システムの安定した時刻運用を実現するため、Time Serverシリーズのラインアップを拡充してまいります。

なお、「Time Server TS-2850」は、本年6月12日(水)-14日(金)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2013」のセイコーソリューションズブースにて展示いたします。

 

【Time Server TS-2850】

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【出荷開始予定】
2013年8月上旬

【販売価格】TS-2850 980,000円(税別)

【初年度販売見込】200台

【主な特長】

  • GPS ⇔ テレホンJJYの時刻ソースの切替えが可能
  • 時刻同期状態が一目で確認できる前面LEDランプの装備
  • 19インチサイズ/高さ1Uのボディ
  • Webによる各種設定・状態確認、SNMPのサポートによる一般監視ソフトでの監視・状況確認など、管理機能が充実
  • IPv6にも対応


【仕 様】

  • タイムプロトコル:SNTPv3/v4、NTPv3/v4、TIME、DAYTIME、MD5認証
  • 伝送方式:ユニキャスト、マルチキャスト
  • イーサネットポート:1000BASE-T  4ポート
  • 内蔵時計精度:±10ms/日
  • 時刻修正方式:
    [GPSタイプ] GPS衛星のサービスから時刻情報を取得
    [テレホンJJYタイプ] 独立行政法人 情報通信研究機構がサービスしている
    電話回線経由の時刻情報を取得
  • 時刻修正精度:
    [GPSタイプ] ±1ms
    [テレホンJJYタイプ] ±10ms

【諸 元】

  • 定格電圧:AC100V±10%(50/60Hz)/AC200V±15% (50/60Hz)
  • 消費電力:29W
  • 発熱量:29kJ/h
  • 温度条件:0~40℃
  • 湿度条件:20~80%RH(結露しないこと)
  • 設置方式:ラックマウント
  • 外形寸法:430(W)×280(D)×44(H) mm
  • 質量:約3.8kg

※本文中に記載されている会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。

 

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お問い合わせ先

セイコーソリューションズ(株) ネットワークソリューション統括部
NSP営業部:海野
tel:043-273-3213
e-mail:support@seiko-sol.co.jp