タイムサーバー TS-2220/TS-2560シリーズが再起動する不具合についてのお知らせ

平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
この度、弊社製タイムサーバーのTS-2220・TS-2560シリーズにおきまして、装置を起動してから約388日後に再起動する不具合があることが判明いたしました。
該当のタイムサーバーをご利用中のお客様にはご迷惑をお掛けして大変申し訳ございません。不具合内容および対策につきまして下記の通りご案内いたします。
内容をご確認のうえ対応策を実施いただきますようお願い申し上げます。

  •  該当機種

・Time Server TS-2220 全ファームウエアバージョン
・Time Server TS-2560 全ファームウエアバージョン
※Time Server Pro.シリーズおよび対象型番以外のTime Server シリーズでは、本事象は発生しません。

  • 不具合内容

上記の該当製品において、装置を起動してから約388日後に再起動が発生します。
本事象が発生しても、手動で再起動した時と同様に、装置は正常に起動します。

本不具合の詳細および対策に関しては下記の報告書をご参照願います。

icon_pdfタイムサーバー TS-2220/TS-2560の再起動する不具合について

[2020年12月18日 追記]

本不具合の対策版ファームウェア(version3.1.0)およびアップデート手順書を下記に掲載しております。
お手数ですがダウンロードの上、アップデートを実施いただきますようお願いいたします。
(※手順書上、および更新後のバージョン確認の箇所で、v3.0.0と記載あるところは
v3.1.0に読み替えてご利用ください)

TS-2220/2560 対策版ファームウェア

なお、対策版ファームウェアについて、本事象の対策以外の更新内容は以下となります。

[機能追加]
– TS-2560-51セカンダリーサーバに対応
– CLI/Webでシステム起動時間を表示する機能を追加
– SNMPのsysDescr取得結果にF/Wバージョンを追加
– クローズドモバイルNTPとタイムマネージドサービス光TJJYの時刻取得アルゴリズムを改良
– SNMPサーバの登録に複数のCommunityを登録できるように拡張
– TS-2560の異なるLAN I/Fに、同一セグメントおよび同一IPアドレスが設定されることを抑止
する機能を追加

[仕様変更]
– Syslogサーバの設定可能数を3から5に変更

[不具合修正]
– 起動してから388日後に再起動する不具合を修正
– TS-2220-30/33(時刻源:FM)にて、特定のFM周波数が正しく設定できない不具合を修正
– TS-2220-30/33(時刻源:FM)にて、時刻修正時に誤った調整量が適用される不具合を修正
・利用時間に比例して徐々に時刻のずれ幅が大きくなる場合があります。
・長期間の利用でFM同期に失敗します。
・本不具合はv2.2.0でのみ発生します。
– ローカルクロック同期維持時間をINFで動作させた場合に99時間で非同期に遷移する不具合を修正
– InternetExplorerからネットワークアドレス形式の設定項目を設定できない不具合を修正
– Ver2.1以前のF/Wを搭載したTS-2220-10GNSSを、Ver2.2以降のF/Wにバージョンアップする
と、極めて稀に再起動を繰り返す不具合を修正
– Syslogの一部が正しいセベリティ(重要度)で送信されない不具合を修正
– Web画面から設定時、ネームサーバ設定ページのURLをアドレスバーに直接入力して画面遷移
すると、既存のネームサーバ設定が削除される不具合を修正