セイコーの「Z170」は、勤務データをCSV形式で出力可能なタイムレコーダーです。
発売以来、各地の教育機関でご採用いただいています。
今回は、実際にご導入いただいた保育園の皆様にインタビューさせていただきました。

  • いままで保育園児のお迎え遅れに対して、具体的な記録を取っていなかった。
  • 延長保育になることが、保護者に言いにくかった。
  • 行政指導により、実態状況の報告が急務。
  • 紙カードへの記録だとデータの入力と集計作業に手間がかかる。
  • 日誌による記録なので、保護者には伝えにくかった。
  • 廉価で高機能なタイムレコーダーの導入を希望。
  • 限られた予算内でお迎え遅れの実態把握が可能に
  • 年間維持費のかからないシステムとして導入できた。
  • 行政へは、パソコンへのデータとして取り込み、報告が簡単にできた。
  • 紙カード記録なので、延長保育の状況を保護者に簡単に確認してもらえるため、クレームにならなくなった。
  • 限られた予算内で労働時間が把握可能に
  • 年間維持費のかからないシステムとして導入できた。
  • 紙カードではできないと思っていたパソコンへのデータの取り込みが簡単にできた。
  • セイコーブランドの時間管理ツールとして、安心して導入ができた。

1.【導入背景】延長保育についての実態把握

- Z170をセイコーソリューションズから導入した背景をお教えください。

行政指導により、「指導監査用調書」を提出することになり、延長保育についての実態調査も対象となりました。
なにより、保護者のお迎え遅れの抑制を促し、「働き方改革」として職員の長時間労働を減らすことも考えなければなりませんでした。

2.【導入経緯】「低価格」でデータ出力可能な「タイムレコーダー」

— Z170はどのようにして導入されたのですか。

予算もないので、「低価格」「タイムレコーダー」を探しました。
パソコンで利用できる月単位のデータをUSBメモリーで取り出せる「Z170」が候補になりました。デモ機を取り寄せ、使い勝手を検証し、導入しました。

 

3.【導入効果】行政報告はそのままデータを渡すだけ

— Z170の導入効果をお教えください。

磁気カードやICカードでの勤怠管理では、保母および保護者がお子様の保育時間の状況を確認するのに、パソコンやスマホなどのスキルが必要です。
「Z170」は紙カードで現場の保母および保護者が目視で確認でき、データの改ざんについても、紙カードとUSBメモリーで取り出せる登園退園データで二重化されているため、防止することができます。
データがCSV形式なので、行政指導で市に報告する際も、そのままデータを渡すだけで、確認していただけました。

4.【今後の期待】勤怠クラウドで「働き方改革」をより推進

— Z170、そしてセイコーソリューションズに対してのリクエスト、期待などありましたらお聞かせください。

保母および保護者がお子様の保育時間の状況が把握できるようになったので、延長保育状況を正確に保護者様にも確認していただけるようになりました。
紙カードは改ざん防止の記録として残したいですが、クラウドと連携して保護者のスマートフォンでも状況確認ができるとよいと思っています。

※インタビューさせていただいた保育園様のご希望により、名称は非公開とさせていただきました。ご了承ください。