[分散]L4負荷分散とL7負荷分散の違いと、L7負荷分散となる条件を教えてください

  • L4負荷分散
    クライアントと実サーバー間でコネクションが接続されます。
    ロードバランサーはセッションの管理のみを行います。
  • L7負荷分散
    クライアント/ロードバランサー間、ロードバランサー/実サーバー間でコネクションが接続されます。

仮想サーバーに対して下記の設定を行った場合は、L7負荷分散となります。
・SSLアクセラレーション
・cookie / cookie挿入 / X-Forwarded-Forヘッダーによるセッション維持
・URLスイッチング(HTTPスイッチング)
・X-Forwarded-Forスイッチング
・ヘッダ挿入(X-Forwarded-For / X-Forwarded-Proto / X-Forwarded-Host / X-Forwarded-Port)
・実サーバーcookie属性挿入
・HTTPリダイレクト(別URLへのリダイレクト / 403エラーレスポンス)
・Locationヘッダー書き換え
・Sorryコンテンツ
・実サーバーダウン時のリダイレクト先設定(fallback-url)
・アクセスログ
・IPv4/IPv6変換
・WAF連携

仮想サーバー毎の設定となります。
L4負荷分散の仮想サーバーとL7負荷分散の仮想サーバーを両方設定することも可能です。

<対象製品>
SX-3950
SX-3945
SX-3940
SX-3920
SX-3990 (VirtualEdition)
SX-3850
SX-3845
SX-3840
SX-3820