[分散]アイドルタイマーの設定は、どのような場合に利用されますか

アイドルタイマーはL4負荷分散時に利用されるタイマーとなり、L7負荷分散の場合は利用されません。

L4負荷分散ではクライアントと実サーバー間でコネクションが接続され
ロードバランサーはセッションの管理のみとなります。

クライアントと実サーバー間でコネクションが接続されたまま、
パケットの送受信が行われない状態(無通信状態)が続いた場合に、
設定時間を経過するとセッション情報を破棄する動作をします。

クライアントと実サーバー間でコネクションが接続されたままの状態が続くと
セッション管理のテーブルが増えてしまい、動作に影響を及ぼす可能性があるため
不要なセッション情報を破棄するための設定となります。

タイマーを無制限に設定することも可能です。
クライアントと実サーバー間で、コネクションを接続したまま通信が行われる環境の場合は
タイマーを無制限に設定してください。

設定値:0(無制限)~365日 デフォルト30分

L4負荷分散につきましては下記URLをご確認ください。
https://www.seiko-sol.co.jp/product_faq/loadbalancer-faq_00007/

<対象製品>
SX-3950
SX-3945
SX-3940
SX-3920
SX-3990 (VirtualEdition)
SX-3850
SX-3845
SX-3840
SX-3820