アナログ音声インターフェース搭載 LTE通信モジュール「MM-M61D」についてのよくある質問をまとめました。

キャリア

MVNOで利用可能でしょうか? +-
基本的に国内のMVNOであれば利用可能ですが、十分な事前評価実施をお願いします。

コネクタ

60Pin コネクタの推奨品はありますか? +-
本製品と接続するには、外部装置側にヒロセ電機製60ピンソケット(DF12(3.0)-60DP-0.5V(86))を使用してください。

アンテナ

モジュール本体にアンテナは実装されていますか? +-
モジュール本体にアンテナは実装していません。
ご利用いただくアンテナについては、当社にお問い合わせください。
アンテナは2個必要なのでしょうか? +-
アンテナは基本的に2個必要です。
アンテナを利用する場合は、どのようにすれば良いでしょうか? +-
ご指定のアンテナがある場合、当社でアンテナの申請をさせていただくことができます。
尚、当社では複数メーカのアンテナを申請しており、利用可能状態となっています。具体的なアンテナについては、当社にお問い合わせください。

SIM

eSIMの対応状況はどのようになっていますか? +-
MM-M61DにはeSIMは搭載しておりません。
SIMのアクティベーションは可能でしょうか? +-
遠隔によるSIMのアクティベーションは非サポートとなります。契約済みのSIMをご利用ください。

認証

技術基準適合認証や技術基準適合証明は必要でしょうか? +-
基本的にはお客様の機器での取得は不要ですが、Body-SAR規制の対象となる場合は、お客様の機器での認証を取得する必要があります。

ドライバー

USBドライバーの対応状況は? +-
Linuxはカーネルバージョン3.2以降の標準ドライバーに対応しています。Windowsはお客様にてご用意いただく必要があります。
WindowsのUSBドライバー仕様については、製品説明書に記載しています。

音声

音声を利用するにはどうすればいいでしょうか? +-
オーディオ端子がございますので、そちらに接続ください。ATコマンドにて操作いただきます。

FW更新

パケット接続経由でのソフトウエア更新に必要なサーバーの利用条件を教えてください。 +-
当社では、インターネット上に、パケット接続経由でのソフトウエア更新に必要なサーバーを用意しており、インターネットに接続することができれば利用することができます。
なお、ソフトウエア更新に関わるパケット通信料についてはお客様のご負担となります。
また、閉域網でご利用になる場合についてはご相談ください。

通信

マルチAPN対応でしょうか? +-
USBを利用するパケット接続のAPN1つと、UART接続で利用するパケット接続のAPN1つの、2つのAPNを利用することができます。
海外で使用することができますか? +-
使用できません。

位置測位

SIMを接続しない状態で位置測位を利用できますか? +-
位置測位機能をご利用になる場合は、SIMの接続が必要になります。

その他機能・仕様

USBのRemoteWakeupに対応していますか? +-
対応しておりません。
バックオフ対応していますか?(SAR関連の条件により最大出力を変更可能でしょうか?) +-
対応しておりません。
基地局なしに強制的に送受信するような無線テストモードはありますか? +-
そのようなモードはございません。市販の無線テスタを使用して測定する必要があります。
IO電圧は変更可能でしょうか? +-
1.8V~3.7Vの範囲で可変です。(製品説明書 3.5.3.1電気的インターフェイス参照)
UARTのみの接続でデータ通信をしている場合、現在のアンテナレベルを確認できますか? +-
UART上のデータ転送パスはデータ通信に占有されますので、ATコマンドを用いたモジュールの状態、測位結果の通知を行うことができません。
アンテナレベルの確認をする場合は、60pin B2Bの制御線で確認をお願いします。
Linuxが使える市販の組み込みボードとUSB接続できますか? +-
Linuxカーネルバージョン3.2以降であればLinuxの標準ドライバーを使用して接続できます。