Netwiser ロードバランサー
楕円曲線暗号(ECC)のSSLアクセラレーション機能を追加

Netwiser ロードバランサーに楕円曲線暗号(ECC)に対応したSSLアクセラレーション機能を新たに追加し、2017年9月末より提供を開始いたしました。

インターネット上でのデータ送受信は、SSL暗号化通信によってブラウザーとサーバー間を暗号化し、第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぐことが一般的になっています。
現在は公開鍵暗号方式(RSA)が標準的な方式ですが、RSAはその仕組み上、因数分解が難しくなるというデメリットがありました。一方で、ECCはRSAと比べて同じ鍵長であれば暗号強度が高く、より強固なセキュリティーを実現できるメリットがあるため、ECC対応を求めるお客さまは年々増えています。

Netwiser ロードバランサーでは、このようなお客さま様のご要望に応え、RSAに加えてECCに対応したSSLアクセラレーション機能を開発いたしました。
(※SSLハードウエアオプション搭載機でも利用可能ですが、ECCに関しては大部分がソフトウエア処理となります)

本機能は2017年10月以降に出荷される製品に標準搭載されおります。また、保守契約締結中のお客様はファームウエアをVer7.7.00へアップグレードしていただければ利用可能となります。
※SX-3820もVer7.7.0へアップグレード可能ですが、楕円曲線暗号(ECC)には対応していません。

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