梅の花と久留米情報システムについて
— 会社の概要についてお聞かせください。
(福岡県久留米市)
梅の花は、懐石料理を中心とした和食レストラン「湯葉と豆腐の店 梅の花」をはじめとする飲食店とテイクアウト専門店を全国で268店舗展開しています。食事の際に、心地よい時間をお過ごしいただけるよう、季節の移ろいを感じられる素材と調理法、器選び、空間づくり、そして、おもてなしを提供しています。
久留米情報システムは、1985年の設立以来、地域密着型のICTトータルパートナーとして、さまざまな規模のシステム開発・ネットワーク構築を提案してきました。
ITが経営の中枢を担う今日、日々変化する社会環境に対応すべく、価値あるソリューション、価値あるシステム、価値あるサービスを提供しています。
Netwiser SX-3840の導入の目的と採用の経緯
— ロードバランサーの導入を検討された目的をお聞かせください。

梅の花の社内コミュニケーション基盤となっているグループウエアを久留米情報システムのホスティングサービス上に移行する際、1000ユーザーからのアクセスを2台のグループウエアサーバーに振り分けるためのロードバランサーを新規に検討することになりました。これまでもNetwiser SX-3640を使用していたのですが、グループウエアの動作環境も変わることから、久留米情報システムに他社の製品も含めて提案をしてもらうよう依頼しました。
— Netwiser SX-3840を提案された経緯をお聞かせください。
長年のお付き合いの中で、今回グループウエアの負荷分散のためのロードバランサーを選定することになりました。久留米情報システムでは他社のロードバランサーの取り扱いもありましたが、以前からお客さまが利用されていたグループウエアで従来機種(SX-3640)の運用に問題がなく相性がよいということ、さらにグループウエアベンダーからもNetwiserを推奨されたことから、Netwiser SX-3840の提案を決定しました。
— 他社のロードバランサーと比較して、Netwiser SX-3840が優れていた点をお聞かせください。

導入の決定ポイントとしては、検討当初に感じたとおり、価格面、そしてDNSキャッシュサーバーの改善という点で重要視していた、レスポンスとスループットが優れていたことでした。
①1台でも障害時に通信を確保できるフェイルスルー機能
梅の花のグループウエアは、メールや掲示板など社内コミュニケーションの軸になっていますが、グループウエアのサービス停止は、基幹システムが停止するのと同等の影響があります。このような環境の中で、ロードバランサーが障害ポイントにならない設計をする上で、費用対効果から装置故障でも通信が継続できるフェイルスルーの機能が非常に魅力的でした。
②使いやすいGUI画面
Netwiserを触るのは初めてだったのですが、CLIでの操作も日頃使用している機器のコマンドラインに近く、使いやすかったです。また、GUIが日本語対応のため、 統計情報などから資料を作り社内に報告することが簡単になりました。
③購入先の選択肢が豊富
Netwiserを操作するのは初めてだったのですが、GUIが日本語のため、直感的に理解できました。機器導入時も設定に関する問い合わせは数回しかしておらず、運用中の現在もオペレーションで困ることはほとんどありません。

Netwiser導入後の評価
— Netwiser SX-3840導入後の評価をお聞かせください。

Netwiserの導入後、ユーザーからのレスポンスに関する問い合わせは全くありません。グループウエアが2台のサーバーで負荷分散されていることにも気づいていないような状況だと思いますので、Netwiser導入は成功であったと言えます。
また、現状もNetwiserは抜群の安定感で問題なく稼働しているので、次回のシステム拡張・更新時もNetwiserで行いたい気持ちです。
今後の期待
— 今後の期待をお聞かせください。
Netwiserは、以前のSX-3640、運用中のSX-3840ともに安定稼働が実現でき、非常に満足しています。これからグループウエアのサーバー増強や他の用途での適用範囲拡大時には冗長化するなどで対応していきたいと思いますので、これまで通りの迅速なサポート対応をお願いします。
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。