LANポートの仕様と冗長化について教えてください。

LANポートは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tのポートとして使用できます。MDI/MDI-X Auto Negotiationをサポートしています。

  • ボンディング機能無効時
    2つのLANポートは異なるセグメントで利用できます。
    例えばLAN1ポートは192.168.1.1/24、LAN2ポートは192.168.2.1/24という使い方です。
    LANポートを冗長化して利用する場合は、優先度(metric)を定義した2つのルーティングを設定します。優先度(metric)省略時の優先度は0(高優先)です。
     [高優先:LAN1] # create ip route default gateway 192.168.1.254
     [低優先:LAN2] # create ip route default gateway 192.168.2.254 metric 100

  優先されているLANポートのリンクダウンをトリガーにルートが切り替わります。

  • ボンディング機能有効時
    仮想的なインターフェースbond1が生成され、bond1のみにIPアドレスを定義します。
    フォールトトレランス(Active、Backup方式)で動作し、LAN1がリンクアップ時はLAN1が優先的にActiveポートとなります。
    ActiveポートのリンクダウンをトリガーにActive/Backupポートが切り替わります。