- クライアントのIPアドレスによるセッション維持
プロトコルに関係なくセッション維持を行うことができます。
ロードバランサーの前段にプロキシーなどがあり、クライアントの送信元IPが変換され、
送信元IPアドレスが同じになってしまう環境の場合は使用できません。 - XFFヘッダー情報によるセッション維持
X-Forwarded-Forヘッダー情報に明示されているIPアドレス情報を基にしたセッション維持を行うことができます。
ロードバランサーの前段にプロキシなどがあり、クライアントの送信元IPアドレスが変換されてしまう構成の場合に
有効な方法となります。
HTTP又はHTTPS通信の場合に利用可能です。
HTTPS通信の場合はロードバランサーでSSLアクセアレーションを行う必要があります。 - cookie、cookie挿入によるセッション維持
クライアントの送信元IPには左右されません。
cookieをご利用の場合は、サーバーよりcookieを発行していただく必要があります。
HTTP又はHTTPS通信の場合に利用可能です。
HTTPS通信の場合はロードバランサーでSSLアクセアレーションを行う必要があります。 - SSLセッションIDによるセッション維持
HTTPSの通信で利用される、SSLセッションIDにてセッション維持を行います。
最近のブラウザーの中には、短時間でSSLセッションIDを変更してしまうものがあります。
厳密なセッション維持機能としての動作が難しくなっています。
他のセッション維持での運用が可能であればそちらをご検討ください。
HTTPS通信の場合に利用可能です。
ロードバランサーでSSLアクセアレーションを行わなくても利用可能です。

よくあるご質問
