[分散]サーバーのメンテナンスがあります。特定のサーバーのみ一時的に負荷分散対象から外すことができますか

メンテナンスする実サーバーがヘルスチェックに応答しない場合

ヘルスチェックでdown判定になれば、自動的に負荷分散対象から外れます。

メンテナンスするサーバーがヘルスチェックに応答する場合

下記手順にて実サーバーの設定を無効にしてください。

  • GUI操作
    [設定] → [バランシング] → [実サーバー] → [実サーバー設定]
    メンテナンスする実サーバーの"有効"設定のチェックを外す。
    [設定内容を変更する]ボタンを押下する。
    メンテナンスが終わりましたら、"有効"設定のチェックを入れて[設定内容を変更する]ボタンを押下してください。
  • CLI操作
    netwiser> config
    netwiser(config)# real <実サーバーID> oos
    メンテナンスが終わりましたら、下記操作を行い設定を有効に戻してください。
    netwiser(config)# real <実サーバーID> is

< 実サーバー設定を無効にした際の動作>
セッション維持の設定を行っている場合、無効設定にした実サーバーのセッション維持情報は破棄されます。
新規コネクションは全て、他のサーバーに割り振られます。
既に接続されているコネクションは、切断されるまで接続が継続されます。

実サーバーに現在接続されているコネクション数は、NetiwserのGUIのトップ画面から確認することができます。
(画面左上のNetwiserの文字をクリックするとトップ画面に遷移します)

CLI操作で確認する場合
netwiser> show real -r Curconが現在接続されているコネクション数となります。

仮想サーバー毎に、実サーバーを負荷分散対象から外したい場合は下記URLをご確認ください。
https://www.seiko-sol.co.jp/product_faq/loadbalancer-faq_00148/

  • 既存コネクションも強制的に破棄したい場合は、実サーバーの設定を一度削除する必要があります。
    実サーバーを削除する場合は、事前に仮想サーバーの設定より、実サーバーのバインドを外す必要があります。

<対象製品>
SX-3950
SX-3945
SX-3940
SX-3920
SX-3990 (VirtualEdition)
SX-3850
SX-3845
SX-3840
SX-3820