SFTP
インターネットを利用したEDI接続には、セキュリティー対策が必須です。 また、基幹システムや社内システム向けのファイル交換においても、より厳格なセキュリティーが求められています。
ROS3 SFTPオプションは、SSH暗号化経路を確立してファイルを送受信するため、インターネット回線での利用においてもセキュアなファイル伝送を実現します。
サーバ/クライアント機能に対応、公開鍵認証にも対応しています。
システム構成図
※各種通信手順に応じて別途オプションが必要となります。
主な機能
セキュリティーの高い通信
SSHで暗号化された通信路を使って安全にファイルを送受信します。
セキュアなインターネット通信を実現するSFTP
- 他のプロトコルに比べ、より簡単で安全なファイルの送受信が可能です。
- 公開鍵認証方式は復号に必要な鍵の情報をネットワーク上に流さないことから、よりセキュアなEDI環境の構築が可能です。
- SFTPのプロトコルを実装しているため、通信異常の検知や上位システムへの通知をリアルタイムに行うことができます。
- サーバ機能/クライアント機能の双方に対応しているため、グローバル・複雑化する電子商取引においても柔軟なEDI環境の構築を実現します。
SFTP【SSH File Transfer Protocol 】とは
- SSH 【Secure Shell】で暗号化された通信路を使って安全にファイルを送受信するプロトコル。また、それを利用してUNIXなどで暗号化ファイル送受信を行うコマンドです。
- サーバモードとクライアントモードが存在します。
- UNIX向けのSSHパッケージに標準で付属しているほか、Windowsから利用できるクライアントモード ソフトがインタネット上にフリーウェアとして存在します。
- SFTPとFTPはまったく異なるプロトコルです。
ROS3 SFTP オプション
- 複数のコネクションを同時に受付可能なサーバモード、及びクライアントモードをサポート
- サーバ/クライアントモード併せて、同時64コネクションをサポート
- SFTPプロトコル自身を実装し、リアルタイムでのAP連携・エラー検知や排他制御を実現
- 公開鍵認証、ID/パスワード認証に対応