タイムサーバー「TS-2530」「TS-2540」GPSモデル ロールオーバー発生についてのお知らせ

初版 2021年6月2日
第2版 2021年6月17日
第3版 2021年6月24日
第4版 2021年7月29日

販売終了製品「TS-2530GPSモデル」「TS-2540GPSモデル」に関して、かねて「よくあるご質問」でお知らせしておりましたが、内蔵GPS受信機のロールオーバーが発生いたしますので、改めてお知らせいたします。なお、両製品とも販売および保守サポートを終了しており、新規ファームウェアのリリースおよび既存ファームウェアのご提供はいたしませんので、後継機もしくは時刻情報配信サービスへの置き換えのご検討をお願いいたします。
なお、TS-2530/TS-2540以外の機種のロールオーバーにつきましては、こちらをご参照ください。

 

時刻戻り(ロールオーバー)に関するお問い合わせ先

2021年8月1日に、タイムサーバー製品のロールオーバーによる時刻戻りが発生した際には、以下の窓口までお問い合わせください。

セイコーソリューションズ株式会社 STN営業技術部 タイムサーバー担当
Email : time.ce@seiko-sol.co.jp

 

TS-2530/2540 ロールオーバー発生日 (※追記あり)

対象機種 ロールオーバー発生日 販売終了日 サポート終了日
TS-2530 GPSモデル 2021年8月1日 2009年6月30日 2016年6月30日
TS-2540 GPSモデル
(ファームウェアバージョン V1.7010未満 または GPS Receiver: PN-017H)
2021年8月1日 2013年3月31日 2018年3月31日
TS-2540 GPSモデル
(ファームウェアバージョン V1.7010以上 かつ GPS Receiver: PN-017J)
2029年8月12日 2013年3月31日 2018年3月31日

GPS Receiverは、Web管理画面のトップページの左上部、バージョン表記の下に表示されます。
なお、弊社出荷時にファームウェアV1.7010以上で出荷されたTS-2540 GPSモデルは、すべて GPS Receiver: PN-017J です。

 

ロールオーバー発生時の挙動

タイムサーバーから供給されるNTP時刻が約19.6年遡った日付となります。

 

対処方法

TS-2530GPSモデルおよびTS-2540GPSモデルは販売および保守サポートを終了しておりますので、新規ファームウェアのリリースおよび既存ファームウェアのご提供は行いませんので、後継機種・サービスへの置き換えをお願いいたします。

 

後継機種・サービスに関して

後継機種は、GNSS対応のTS-2560シリーズとなります。
なお、TS-2530/TS-2540でご利用いただいていたアンテナおよびケーブル等は、TS-2560ではそのままご利用いただけないケースがございます。詳細につきましては、お問い合わせください。

また、GNSSアンテナが不要となる、サブスクリプションでご提供する時刻配信サービス(セイコータイムマネージドサービス光テレホンJJYセイコークローズドモバイルNTP)もございますので、ぜひご検討ください。

 

(ご参考)TS-2540 バージョンの確認方法 (※追記あり)

  • Web管理画面での確認
    TS-2540にhttpでアクセスします。
    左上の「TS-2540 TimeServer」の下に、ファームウェアバージョンとGPS受信機バージョンが表示されます。
    「Vn.nnnn」 : ファームウェアバージョン
    「GPS Receiver : PN-XXXX」 : GPS受信機のバージョン 
  • 前面キー操作による確認

 

  1. MODEスイッチ(6)を押します。
  2. 上下キー(2)(4)で「C. Version Info.」を選択し、中央キー(1)を押します。
  3. 表示のうち、
    1行目「TS-2540 Vn.nnnn」がファームウェアバージョンです。
    2行目「 ( RCUXXXX [YYYY] )」の YYYY がGPS受信機のバージョンを示します。
    [005C] : GPS受信機バージョン PN-017H
    [007A] : GPS受信機バージョン PN-017J
  4. 再度MODEキー(6)を押すとメニュー表示に戻ります。

 

(ご参考)他機種のロールオーバー発生日

対象機種 ロールオーバー発生日
TS-2850 GPS/テレホンJJYモデル , TS-2550 GPSモデル , TS-2210 GPSモデル
(いずれもシリアル番号 60001番未満)
2027年8月15日
TS-2850 GPS/テレホンJJYモデル , TS-2550 GPSモデル , TS-2210 GPSモデル
(いずれもシリアル番号 60001番以上)
2030年5月12日
TS-2335 2031年12月31日
TS-2560 GNSSモデル , TS-2220 GNSSモデル , セイコータイムマネージドサービス(時刻ソース冗長モデル)
※自動でロールオーバーに対処する機能を搭載しており、使用中にロールオーバー発生しても、
時刻が戻る現象は発生いたしません。(※内蔵バックアップ電池が消耗している場合を除きます)
2032年8月15日

 

 

(ご参考)ロールオーバーについて

GPS衛星から送信される時刻情報は、「何年何月何日何時何分何秒」という形式ではなく、ある特定の時刻(GPS Epoch)から「何週目か」「週の中で何秒経過したか」という形式で送信されます。この「何週目」の情報が1024週しか取り扱えないフォーマットのため、1024週間≒約19.6年経過することにより、全く同じ時刻情報が送信されることになり、ロールオーバーが発生します。
GPSロールオーバーは過去2回(1999年、2019年)発生しています。
多くのGPS受信機では、GPS衛星から送信される週数の読み替え(たとえば500以上であればそのまま週数とし、500未満であれば1024を加えて週数とする)を行うことにより、1023から0に変わるタイミングでのロールオーバー発生に対処しています。