『Perform Las Vegas 2020』レポート第三弾

『Perform Las Vegas 2020』3日目の様子をお届けします

第三弾は、引き続きユーザーセッションの様子と、さらに最終セッションについてレポートいたします。。

本日がPerform Las Vegas 2020 最終日です。

オープニングセッションは昨日とうって変わって、静かな弾き語りから始まりました。
……と思っていましたが、替え歌になっていてDynatraceの小ネタが入れ込んでありました。
写真にはうまく写っていませんが、Tシャツのロゴは「Full Stack Baby」です。

オープニングセッション

といっても、ふざけてばかりではなく、重要なエンハンスが発表されました。

モバイルアプリのAI分析
ビジネスKPIのAnomaly Detection

モバイルビジネスに対するエンハンス発表に、待ってましたとばかりに大きな歓声が沸いていました。
参加者の期待の大きさを感じました。

モバイルビジネスに対するエンハンス発表

関連して、モバイルビジネスにDynatraceを活用している2社の事例発表がありました。

Talbots社：マサチューセッツ州を拠点とする衣料品販売会社
Mitchells & Butlers社：英国全土で約1784のバー、レストラン運営

Mitchells & Butlers社講演

両社ともKPIをうまく設定し、リアルタイムにユーザーの稼働状況を把握されています。
また、Mitchells & Butlers社は、Dynatraceを導入してユーザーエクスペリエンスを向上させたことが評価され、UKの「IT Team of The Year」を受賞されています。

Mitchells & Butlers社講演

続いて午前のBreakout Sessionです。

KBC社講演

ベルギーの総合金融サービス機関 KBC社のモバイルアプリの監視事例です。
「Customer First」を掲げる同社にとっては、ユーザーエクスペリエンスが「ビジネスの肝」です。
特筆すべきは、自社アプリにつながるサードパーティのパフォーマンスも監視されていることです。
リアルユーザ監視に加えて、Synthetic Monitoring（外形監視）でも計測されています。
サードパーティー含めて自社のサービスという認識ですね。

と、ここで午前中に発表されたモバイルアプリへのエンハンスが出てきました。
モバイルアプリのAI分析とSession Replayが提供されるとのことです。
Product Road Mapでも目玉として紹介されていましたが、2020年3Qの提供が待ち遠しいです。

ちなみに、弊社ホームページからMitchells & Butlers社とKBC社の事例の要約と全文がご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

さて、いよいよ最終セッションです。

これからのDynatraceがどこに向かっていくのか、近い将来について興味深い話ばかりでした。
NoOPS、セキュリティ対応の「NoSOC」、さらには、新しいオープンソースである”Keptn”と”OpenTelemetry”の開発における主導的な立場など、Dynatraceの革新は想像を超えていました。

automation NoOPS NoSOC