【導入の背景】既存の決済システムの品質問題と有線LANの物理的障害から来る不具合を解消するため、POS更改を契機に決済システムの刷新を検討。
ー CREPiCOセンター決済プラットフォームの導入検討を行った背景をお聞かせください。
以前使用していたPOSは導入から6年が経過し、機器の老朽化が進んでいました。このタイミングで、セミセルフレジ化を進めるべくレジの入替プロジェクトをスタートさせました。POS更改と同時に決済端末の選定が始まったというのが背景です。
以前は海外メーカーの決済端末を使用していましたが、月に数十台決済できない端末が出るなどの不具合があり、品質に課題がありました。また、いくつもの決済端末が長い有線LANとハブを介して通信しており、損傷、断線等を起因とする障害が発生することもありました。
【決め手】既存ポイントサービスへのシステム連携の短期かつ柔軟な対応が決め手。
ー CREPiCOセンター決済プラットフォームを選択された決め手をお聞かせください。
当社は、提携クレジットカード「ing・fanVカード」を発行してポイント施策を行っています。A社のサービスを活用し、決済端末でクレジットカードを読み取り、カード情報からポイントID変換を行って会員であることを確認しユーザーにポイントサービスの提供を行います。ポイント施策継続のためにはA社サービスと決済システムが連携する必要がありました。複数の会社にこの連携について相談したところ、柔軟な対応と、希望通りの導入スケジュールを実現するセイコーソリューションズのスピード感を評価しました。
【効果】決済システムの安定稼働と無線化を実現。操作性と決済処理速度も向上。
ー 導入後、どのような効果があったかお聞かせください。
音声案内やカード差込口が光るなどの機能があることで決済端末としての使い勝手が良くなり、スタッフ、お客様ともに好評です。レジのセルフ化に伴い、決済端末の数は1.5倍ほどになりましたが、それでも端末の不具合発生数は減りました。これは業務負荷の軽減にもつながっています。
また内回り方式の決済システムを導入することにより、POSシステム全体の無線LAN通信化を実現できました。有線LANの物理的な故障からくる障害リスクがなくなり、改装やゾーニングを行う上での店舗レイアウトの自由度が格段に向上しました。
決済の処理速度については、クレジット決済でも改善が見られましたが、リッチ型の決済端末であることもあり、交通系ICカードの処理速度はさらに改善しています。
【今後の期待】内回り方式への移行の手軽さを実感。業種問わずお勧めしたい。
ー 導入後、どのような効果があったかお聞かせください。
新店をオープンすると、業種かかわらず他社様が見学に来られます。そのたびにCREPiCOセンター決済プラットフォームの決済システムをお勧めしています。
内回り方式はハードルが高いように思っていましたが、導入に向けてスタートするとそんなことはありませんでした。内回り方式のハードルはそこまで高くないことをアピールされると良いのではないでしょうか。
