フェイルスルー構成

フェイルスルーを活用したロードバランサー1台での負荷分散構成例です。
※Virutual Editionでは利用できない構成になります。

p_loadbalancer_009

 

 

想定製品

SX-3920

構成概要図

全体構成要件

サービス仕様 外部クライアント向けWebサービス
クライアント環境 外部不特定IPアドレスからの通信
サービスIPアドレス 10.1.1.101
使用プロトコル HTTP
セキュリティー ルーター/ファイアウォールで実施
サービスサーバ台数 2台
LB台数 1台

ロードバランサー構成要件

接続構成 インライン・ブリッジ構成(フェイルスルー)
負荷分散方式 最少接続数(重み付けなし)
仮想IP:port 10.1.1.101:80(TCP) 【bind対象物理IP10.1.1.101・10.1.1.102 計2台】
セッション維持方式 ソースIPアドレス(※1)
ヘルスチェック方式 Ping(※2)、HTTP(※3)
SSL設定 なし
ネットワーク設定 VLAN10:eth1、eth2、eth3
ルーティング設定 デフォルトルート
NAT設定 なし
その他設定 なし

(※1) クライアントIPアドレスを基にセッション維持を実施
(※2) フェイルスルー構成時、実サーバへのヘルスチェック設定でPingは必須
(※3) /にヘルスチェックを行い、statusが200番台であればOK

Netwiser設定手順

手順1:
筐体操作
フェイルスルー設定
手順2:
基本設定
ネットワーク設定
ホスト名設定
VLAN設定
Interface設定
ルーティングテーブル設定
手順3:
負荷分散設定
ヘルスチェック設定
実サーバ設定
ヘルスチェック設定
仮想サーバ設定

上記構成の設定例、configをダウンロードできます。

設定例をダウンロード