≪設定例1≫ フェイルスルー構成
フェイルスルーを活用したロードバランサー1台での負荷分散構成例です。
※Virutual Editionでは利用できない構成になります。
想定製品
構成概要図
全体構成要件
サービス仕様 | 外部クライアント向けWebサービス |
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クライアント環境 | 外部不特定IPアドレスからの通信 |
サービスIPアドレス | 10.1.1.101 |
使用プロトコル | HTTP |
セキュリティー | ルーター/ファイアウォールで実施 |
サービスサーバー台数 | 2台 |
LB台数 | 1台 |
ロードバランサー構成要件
接続構成 | インライン・ブリッジ構成(フェイルスルー) |
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負荷分散方式 | 最少接続数(重み付けなし) |
仮想IP:port | 10.1.1.101:80(TCP) 【bind対象物理IP10.1.1.101・10.1.1.102 計2台】 |
セッション維持方式 | ソースIPアドレス(※1) |
ヘルスチェック方式 | Ping(※2)、HTTP(※3) |
SSL設定 | なし |
ネットワーク設定 | VLAN10:eth1、eth2、eth3 |
ルーティング設定 | デフォルトルート |
NAT設定 | なし |
その他設定 | なし |
(※1) クライアントIPアドレスを基にセッション維持を実施
(※2) フェイルスルー構成時、実サーバーへのヘルスチェック設定でPingは必須
(※3) /にヘルスチェックを行い、statusが200番台であればOK
Netwiser設定手順
手順1: 筐体操作 |
フェイルスルー設定 |
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手順2: 基本設定 ネットワーク設定 |
ホスト名設定 VLAN設定 Interface設定 ルーティングテーブル設定 |
手順3: 負荷分散設定 ヘルスチェック設定 |
実サーバー設定 ヘルスチェック設定 仮想サーバー設定 |
上記構成の設定例、configをダウンロードできます。