今年もShowNetの時期がやってきました
2年ぶりにShowNetの時期がやってきました!
2021年4月14日(水)~16日(金)に幕張メッセにて開催されるInterop Tokyo 2021に先駆け、4月1日(木)~9日(金)にShowNetの構築を行うHotStageが実施されました。
リモートからのネットワーク構築にSmartCSが大活躍!
今年で28回目となるInterop Tokyoですが、今回は現地(幕張メッセ)とオンラインでの開催となります。
私自身も、初めてのInterop/ShowNetで早くもウキウキ気分です!
"ShowNetについて詳しく知りたい方はこちら
長い歴史を持つInterop Tokyoですが、2020年は新型コロナウイルスの影響で残念なが幕張メッセでの開催は中止となり、オンラインのみでの開催となりました。
コロナ禍により「オンライン」や「リモート」という言葉をよく耳にしますが、ShowNetの構築においても「リモート」の実現に大きく貢献してくれるものがあります。
そう、SmartCSです!
SmartCSとは、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器やサーバ機器にコンソール接続をし、遠隔から管理できるコンソールサーバーです。(SmartCSについて詳しく知りたい方はこちら)
ShowNetの構築においても、縁の下の力持ちとして毎年活躍しています。
今年もほぼすべてのラックに1台ずつ、全21台提供させていただき、コロナ禍によるネットワーク構築の名脇役として活躍する予定です!
SmartCSはShowNet構築の初期段階から使用されるため、社内で事前にキッティング作業をしてから、ShowNetへ出陣します!
今回提供するSmartCSは、NS-2250という機種です。NS-2250はバージョン2.0からAnsibleとの連携機能を備え、コンソール経由での運用自動化を実現できるようになりました。
そこで今年のキッティングでは、初の取り組みとしてSmartCS×Ansibleの連携機能を使用し、SmartCS自身の設定投入作業の自動化を実現しました。
左の写真は、親となる1台のSmartCS から、ShowNetに提供する24台のSmartCSの各コンソールポートに繋げている様子です。例年は手動でのコマンド実行や目視確認でおこなっていた作業ですが、今回は機器の状態確認から設定投入、バックアップまですべて自動化できました。来年以降のキッティング作業はもちろん、他の業務にも活用できるシーンがたくさんありそうです。
自分自身初めてのキッティング作業は、3日間かけて行いました。
AnsibleのPlayBookを作成するのも手探り状態で始めたため、初めは思い通りにいかないこともありましたが、修正を繰り返し、設定投入することができました。
一斉に設定投入できたときの光景は、今まで味わったことのない達成感を得られました。
次回のShowNetへの道[後編]では、HotStage期間でのAnsible連携機能の活用例を中心に、現地作業の様子をお届けします!
Interop Tokyo 2021は2021年4月14日(水)~16日(金)に幕張メッセで開催され、翌週の4月19日(月)~23日(金)にはオンラインで開催されます。
SmartCSだけではなく、SmartGSやタイムサーバー、NTPクロックなど、複数の弊社製品がShowNetで活躍しています!幕張メッセやオンライン会場にお越しの際は、是非弊社ブースへお立ち寄りください。
今回使用したキッティング用Playbookのサンプルなど、ご興味がある方は以下までお問い合わせください。
SmartCSシリーズ技術サポート窓口 ns-support@seiko-sol.co.jp
この連載は、ShowNet運営事務局ナノオプトメディア株式会社の監修の元、掲載しております
著者プロフィール
信太 美来
セイコーソリューションズ株式会社
製品開発部門でソフトウェア開発を担当
■経歴
2020年 入社
2020年11月~ SmartCSなどネットワーク運用管製品を主に担当