≪設定例30≫ 異なるネットワークのWebサーバーへの負荷分散
ロードバランサーと異なるネットワークにあるWebサーバーへの負荷分散を行う構成例です。
想定製品
SX-3945 / SX-3990
※Virtual Edition SX-3990を利用する場合には、「Virtual Editionご利用上の注意点」もあわせてご参照ください。
構成概要図
全体構成要件
サービス仕様 | 外部クライアント向けWebサービス |
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クライアント環境 | 外部不特定IPアドレスからの通信 |
サービスIPアドレス | 10.1.1.11 |
使用プロトコル | HTTPS |
HTTPS復号 | Webサーバーで実施 |
セキュリティー | ルーター/ファイアウォールで実施 |
サービスサーバー台数 | 2台 |
LB台数 | 1台 |
ロードバランサー構成要件
接続構成 | インライン・ルーティング構成 |
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負荷分散方式 | 最少接続数(重み付けなし) |
仮想IP:port | 仮想IP10.1.1.11:443【bind対象物理IP20.1.1.1・20.1.1.2 計2台】 |
セッション維持方式 | ソースIPアドレス(※1) |
ヘルスチェック方式 | HTTPS(※2) |
ネットワーク設定 | VLAN10:eth1 VLAN20:eth2 |
ルーティング設定 | デフォルトルート |
NAT設定 | なし(※3) |
その他設定 | なし |
(※1) クライアントIPアドレスを基にセッション維持を実施
(※2) /にヘルスチェックを行い、statusが200番台であればOK
(※3) Webサーバー発信のアクセスでNetwiserを経由する際に、NetwiserでNATを行う場合はReverse-NAT設定が必要
Netwiser設定手順
手順1: ネットワーク設定 |
ホスト名設定 VLAN設定 Interface設定 |
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手順2: デフォルトIPアドレス削除 |
デフォルトIPアドレス削除 |
手順3: 負荷分散関連設定 |
ルーティングテーブル設定 実サーバー設定 ヘルスチェック設定 仮想IPアドレス設定 仮想サーバー設定 |
上記構成の設定例、configをダウンロードできます。