デモ構成のコンフィグ抜粋：4K・8K放送に向けた時刻同期の取り組み(第7回)

TS-2950-20 グランドマスターコンフィグ

PTPプロトコル：PTPプロファイルsmpte2059を設定後、 ptp enableで設定完了。

ptp enable
ptp profile smpte2059
ptp protocol udp4(Default値)
ptp sync_mode one_step(Default値)
ptp delay_mechanism e2e(Default値)
ptp domain_number 127(Default値)
ptp log_announce_interval -2(Default値)
ptp log_sync_interval -3(Default値)
ptp log_min_delayreq_interval -3(Default値)

インターフェース配下に移動後、IP設定実施。
※IP設定反映は機器再起動が必要

interface ethernet 1
ip address 192.xxx.xxx.201 255.255.255.0

ネットワークスイッチ PTP コンフィグ

●メラノックステクノロジーズ：SN2410

PTPインターフェースにIP設定を行い、L3で設定を実施。

## L3 configuration
interface ethernet 1/1 ip address 192.xxx.xxx.11 255.255.255.0
PTPプロトコル：PTPのインターフェースをenable
## PTP protocol
interface ethernet 1/1 ptp enable

●シスコシステムズ：Nexus92160YC-X

グローバルコンフィグレーションモードでfeature ptp後に下記設定を実施。

ptp domain 127
ptp source 192.xxx.xxx.111

インターフェース配下に移動後、インターバル設定を実施。

interface Ethernet1/17
ptp delay-request minimum interval smpte-2059-2 -3
ptp announce interval smpte-2059-2 0
ptp sync interval smpte-2059-2 -3

●アリスタネットワークス：7280S-48

グローバルコンフィグレーションモードで下記設定を実施。

ptp domain 127
ptp source 192.xxx.xxx.211
ptp mode boundary

インターフェース配下に移動後、インターバル設定を実施。

interface Ethernet1
ptp enable
ptp announce interval -2
ptp sync interval -3
ptp delay-req interval -3

※PTP共通設定のみ掲載しています。

宮脇 信久

セイコーソリューションズ株式会社
セールスサポート部門で、ロードバランサー、PTP時刻同期製品のSEを担当

■経歴
2001年　　入社
2001年～　レガシー手順のマルチプロトコルコンバーターのSEを担当
2010年～　ロードバランサーなどの汎用ネットワーク製品のSEを担当
2016年～　PTP時刻同期製品全般のSEを担当

近年は、Inter BEEなどの展示会での動態デモ環境構築、マルチベンダースイッチと弊社グランドマスタークロックの精度測定など幅広くPoC（Proof of Concept）に対応。現在に至る。

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