画像や動画の配信を安定的に
医療システムでよく利用されるレントゲン画像や電子カルテ画像などは高解像度でデータが重く、一定の規模を超えるとロードバランサーの必要性が出てくる。かつ機密的な重要情報が多く、SSL暗号化通信なども必要となり、高速化の妨げとなっている。
容量の大きなデータを安全かつ快適にやり取りできるネットワーク環境を構築したい。
- 医療現場でレントゲンや電子カルテなど重いデータを扱っている
- 容量の大きい機密情報や重要情報を安全かつ安定的にやりとりしたい
- 動画をインターネット上で安定的に配信したい
D社の場合
レントゲン写真や電子カルテ情報の容量が大きくなり、サーバやネットワークへの投資が必要となってきた。病院内の電子化をスタートしたころには気にならなかったデータの重さを回避したり、将来の病診連携を見越した快適なネットワーク構成にしたい。
ロードバランサー選定のポイント
Point1 容量の大きい画像データの送受信を快適に
DSR(ダイレクトサーバリターン)機能により、サーバから直接クライアントへデータを送信することができ、ロードバランサーをボトルネックにせずに通信できることができた。
Point2 診療所や介護事業所との将来を見越した通信環境を構築
SSL暗号化通信によるロードバランスも問題ないため病院外との通信の安全性も確保でき、IPv6対応で長く活用できる機器だということがわかった。
D社の導入効果
- 低コストで負荷分散、画像配信の効率化を実現できた!
- 中央サーバとの通信が重くなくなり、ネットワーク利用者の満足度が高まった!
- 未来の地域医療の中心拠点として先駆的な取り組みの土台を作ることができた!
D社の活用シーンに近い構成例
想定製品:SX-3920 / SX-3990
※Virtual Edition SX-3990を利用する場合には、「Virtual Editionご利用上の注意点」もあわせてご参照ください。