増大するインターネットトラフィックへの対応
アクセス数増加に伴い徐々に負荷分散を実現してきたが、ユーザーが快適にECサイトを利用できるように、さらなる快適なWebサイトの閲覧環境を構築したい。
加えて、Webサーバの増大に伴いSSLの設定作業が煩雑になってきた。SSLの設定をロードバランサー側に切り替えて設定作業を軽減しつつ、WebサーバへのSSL通信負荷の軽減も実現したい。
- ECサイトのアクセスが伸び、通信が売り上げに影響する懸念がでてきた
- ECサイトの決済処理が増大し、SSL通信を高速化したい
- 役所・行政サイトであらゆる人が快適にサイトを閲覧できる環境をつくならければならない
- WebサイトのSSL化に伴い、SSLの設定をロードバランサーに任せたい
H社の場合
ロードバランサーの老朽化に伴いトラブルが発生する頻度が高くなっていた。売れ筋商品の発売日にはアクセスが集中するH社は、商機を逃さないように信頼性の高いロードバランサーへのリプレイスを検討していた。同時に、アプリケーションサーバ側のSSL負荷軽減を検討していたため、SSLアクセラレーション機能を実現できるうえに安価なNetwiserが採用された。
ロードバランサー選定のポイント
Point1 冗長化しても300万円以下に抑えられるだろうか?
海外製の多機能ロードバランサーでは難しいが、
Netwiserであれば要件を満たしつつ予算内で冗長化できることが分かった。
Point2 ラックの空きが限られておりデータセンター契約を変更せずに導入できるだろうか?
Netwiserであれば1台1Uであるので、
2台の空き枠で冗長化が実現できそうだった。
Point3 マニュアルやサポートなどは充実しているだろうか?
営業段階から丁寧にレスポンスよく対応してもらえ、
サポートの良さを期待できた。
H社の導入効果
- 1.5倍のオーダーもスムーズに対応することができた!
- コストを抑えた中で優先度の高い機能を実現できた!
- コンサルタントなどを入れずに自社内で設置運用できた!
H社の活用シーンに近い構成例
Webサーバーの負荷分散に加えて、冗長・ワンアーム構成を加えた構成例です。
想定製品: SX-3920 / SX-3990
※Virtual Edition SX-3990を利用する場合には、「Virtual Editionご利用上の注意点」もあわせてご参照ください。
Webサーバー9台をロードバランサー2台を用いて負荷分散および冗長化する構成例です。
想定製品: SX-3850 / SX-3990
※Virtual Edition SX-3990を利用する場合には、「Virtual Editionご利用上の注意点」もあわせてご参照ください。
※Virtual Edition SX-3990では、リンク集約は利用できません。